Towards Zero

Towards Zero
Towards Zero
著者:Agatha Christie
発表年:1944
オススメ度:★★★
英語難易度:★★★
読了日:2019.06.29

あらすじ

夏も終わりに近づく、ある年の九月、イングランドのソルトクリークという避暑地に、集まる登場人物たち。
そして、事件が起きる「ゼロ時間」へ、物語は進む。

私の感想、レビュー

私にとって、17冊目になるクリスティの作品「ゼロ時間へ」、本作は、ミス・マープルもポアロも出てこない、バトル警視ものです(ポアロの名前は出てきます)。

ちょうど話の半分くらいでやっと犠牲者がでる、という感じで、前半は、登場人物たちの人間模様が描かれるのですが、これが、恋愛小説のようで、恋愛モノが苦手な私としては、少し辟易しながら読みました笑

また、ミステリーとしては、「そして誰もいなくなった」や「オリエント急行殺人事件」と比べると、いまいちと言った感じでした。(この二つを超えるようなミステリーが読みたい!)

私でも、犯人が誰なのか、途中で分かってしまったので、クリスティの作品の中では、犯人を当てるのは簡単な部類に入ると思います。

また、動機に関しても、「なんで、そんなことで、あの人を殺したんだ!?」といった感じで、私にはあまり理解できず、最後は、「そんな簡単に、○○するんかい!笑」と思わずツッコミを入れたくなりました笑

英語は、読みやすく、たまに難しい単語が出てきますが、英検準1級くらいの実力があれば、辞書なしで楽しめるのではないかと思います。

以上、少し否定的なことも書きましたが、それでも、決してつまらなくはなく、特に後半になると、色々なパズルのピースが、だんだんハマっていくような、伏線の回収が楽しく、英語が読みやすいこともあって、一気に読んでしまいました。