Down and Out in Paris and London

Down and Out in Paris and London
Down and Out in Paris and London
著者:George Orwell
発表年:1933
オススメ度:★★★★
英語難易度:★★★★
読了日:2019.04.14

あらすじ

1927年、ビルマで警察官をしていたのを辞めた、当時24歳のオーウェルは、ジャーナリストとして、取材のため、数年間、路上生活者たちに交じって暮らすことにする。
その時の体験記。

私の感想、レビュー

この作品は、長編としては、オーウェルが作家として発表した、記念すべき第一作目で、前半はパリ、後半はロンドン、でのシーンが描かれています。

私にとって、印象的だったのが、オーウェルが一緒に放浪生活をした友人たちです。

話が違うだろということが多々あるかと思えば、吉報を友人に伝えるためにはるばる歩いてきたり、人を平気で騙すかと思えば、盗んだ食べ物を皆に分け与えてくれたり。

イヤな奴なんだか、イイ奴なんだか、良く分からない笑、でも、憎めないキャラクターの仲間たちとの交流が、読んでいて面白かったです!

英語に関しては、聞き慣れないスラングがたくさん出てくるので、難しく感じました。

これは、オーウェル自身も、触れていることで、どんどん新しいスラングが出ては消えていく様子が興味深く、特に、32章では、当時、ロンドンで使われていたスラングがまとめてありますので、英語学習の観点からも面白いと思います。

しかし、もう90年くらい前の話なので、今は違うのかもしれませんが、この作品のパリのホテルの厨房の話を読むと、ホテルとかレストランとかに入りたくなくなります笑