Brave New World

Brave New World
Brave New World
著者:Aldous Huxley
発表年:1932
オススメ度:★★★★
英語難易度:★★★★
読了日:2019.02.11

あらすじ

舞台は、2540年のロンドン。
そこでは、人間は受精卵のときから、身分が決められ、その身分に応じて、機械による刷り込み教育が行われていた。
科学により完璧に管理された世界で、誰もが幸せのはずだったが・・・

私の感想、レビュー

ジョージ・オーウェルの「Nineteen Eighty-Four(1984年)」と並び、ディストピア小説の傑作とされる、オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」、この作品は、ずっと前から気になっていたのですが、今まで未読で、この度、初めて読みました。

内容は、最高!の一言です。

「1984年」は、終始暗い雰囲気で、私はあの作品も好きなのですが、この「素晴らしい新世界」は、所々笑ってしまうようなシーンがあり、登場人物もなんだか人間味があって、小説として、私は、こちらの方が好きです!

また、どちらかの世界に住まなくてはいけない、と言われたら、私なら絶対こちらを選びます!

ちなみに、英語は、1万5千語レベル以上と思われる難しい単語がたくさん出てきます。

ただ、それは、洗脳の具体的なプロセスなどの細かい描写で、大まかなストーリーは理解しやすいと思います。

私も、辞書を引かずに、知らない単語が出てきても、どんどん飛ばして、それでも十分楽しむことができました!

一部の支配層にとって都合の良いように、社会的に条件付けされ、洗脳されている人間が「正常」で、常識を疑ったり洗脳に従わない人間が「異常」とされてしまうことは、この作品の中だけでなく、現実でも同じなので、こういった小説を読むと、自分がいかに洗脳されているか、人間社会がいかに洗脳だらけか、ということが少し客観的に見られるようになりますね。

ただ、あまり細かく書いてしまうとネタバレになってしまうので、詳しくは読んでのお楽しみですが、私は、「所長や統制官が言うことも、一理あるかも」と思ってしまいました苦笑

あなたはどう思われますか?