TOEIC編 PART4 説明文

TOEICテストの、PART4は、リスニングで、説明文問題です。
放送される英文は、1度だけで、問題冊子には載っていません。
アナウンス、ナレーションなどの説明文が、放送され、その内容一致を問う問題です。
問題冊子には、設問と、その選択肢(A)(B)(C)(D)が載っています。
また、設問は放送されます。
全部で、30問です。

このパートで重要なのは、

@ 英文が放送される前に、「設問のみ」目を通しておく
A 放送中は、放送される英文に集中して聞く
B 固有名詞に気を付ける

という事です。

まず@ですが、PART3 会話では、簡単な会話文なので、設問を一切見ずに、まずは放送に集中する事が重要でした。
ですが、このPART4では、英文が放送される前に「設問のみ」目を通しておいたほうが、正解しやすくなります。

簡単な会話の場合は、話の流れがあり、ストーリー性があるので、普通に聞いているだけで、正解出来ますが、この設問文問題は、アナウンスやナレーションが一気に放送されるので、最初のほうで放送された内容を後半で忘れてしまう事があるからです。
難易度も、TOEICのリスニングの中で最も高めで、かつ、以下で詳しく触れますが、固有名詞がたくさん出てきて混乱しやすいので、事前に、設問に目を通しておいたほうが、理解しやすい事も理由です。

ですので、このパートでは、前もって、「何を聞かれるのか?」に注意を払っておく必要があります。
設問文は、非常に短いので、簡単に目を通す事が出来ます。
ただ、なんとなく聞いているだけより、「何を聞かれるのか?」に注意して聞くだけで、大きく違いますので、かならず、設問に目を通しておくことが重要です。

ただし、設問の答えまで読んでいる時間は無いかもしれません。
それに、放送を聞いてからでないと、選択肢の意味が分からない場合も多いので(たとえば、固有名詞、放送分で流れる登場人物の名前や、会社名などが入っている場合)選択肢に気を取られて、放送を聞き逃さないように、注意することも重要です。
ですので、英文が放送される前に、「設問のみ」に目を通しておいて、「何を聞かれるのか?」に注意して、放送を聞くことが重要です。

次にAですが、放送中は、「何を聞かれるのか?」に注意しながら、放送だけに集中することが重要です。
設問や選択肢は、放送が終わった後でも、読めますが、放送は一度のみだからです。
放送が終わった後でも読める文章に気を取られて、一度しか放送されない文章を聞き逃さないように、放送中は、放送に集中しましょう!

最後はBですが、これがこのパートの一番難しい所かもしれません。
ほかのページでも触れましたが、とにかく「単語は全て知っている事が理想」です。

日本語の放送に置き換えると分かりやすいと思います。
日本語のアナウンスが流れて、一つでも知らない単語が出てきたら、しかもその単語が重要な動詞だったり名詞だったりする場合はなおさら、一気に理解力が落ちるはずです。
これは、外国語である英語なら、なおのことで、単語は全て知っている事がベストです。

そして、普通の単語であれば、あらかじめ勉強することでカバーできますが、事前に対策するのが難しい単語があります。
それが固有名詞です。
しかも、外国語の英語のナレーションで固有名詞がたくさん出てくると、知らない単語が次々に出てきたように感じます。
そんな状態では、この放送の文章を理解する事が出来ません。
ですので、固有名詞に注意して聞くことは、非常に重要です。
固有名詞は、大体が、人名、団体名(学校、サークル、会社の名前など)、物の名前(商品の名前、新サービスの名前など)、地名です。
ですので、放送中に、固有名詞が出てくる事を想定して、それが、「人なのか」「団体の名前なのか」「物の名前なのか」「地名なのか」に注意して聞くだけでも、全然違います。

また、このパートの効果的なトレーニング方法は、

(@) 英検1級のリスニング問題の音声を、1.3倍速でシャドーイングしまくる
(A) 説明文形式(ニュースやドキュメンタリー)のリスニング教材を、1.3倍速で、シャドーイングしまくる

の2つの方法が効果的です。

まず(@)ですが、これは、他と共通する事も多いです。
とにかく、英検1級のほうがTOEICより難しめなので、日頃から、本番のTOEICのテストより難しい教材を使い、本番のTOEICより、速いスピードの音声で、トレーニングを行う事で、本番のリスニングが簡単に感じられるようになる効果があります。
また、英検1級でも、似たような、説明文問題(アナウンスやナレーション)が出るので、その部分の音声を利用するのが効果的です。
音声とスクリプトは、英検のホームページで、無料で3回分、手に入ります。
これも、発音と瞬間英作文を、ある程度、習得している事が前提で、以下が、具体的なトレーニングメニューの一例です。

1 スクリプトを見ながら、1倍速で、50回、シャドーイングする
2 スクリプトを見ないで、1倍速で、50回、シャドーイングする

3 スクリプトを見ながら、1.3倍速で、50回、シャドーイングする
4 スクリプトを見ないで、1.3倍速で、50回、シャドーイングする

次の(A)は、リスニング力を根本から鍛えてくれる効果もありますし、このパートに特化したトレーニングにもなります。
また、1.3倍速でそれを行う事によって、本番の音声がゆっくり聞こえるようになるという効果もあります。

感覚は人それぞれだと思いますが、おそらく、このパートが、一番難しいと感じる方も少なくはないと思うので、このパートはしっかり対策をして、全問正解したいところです。
ただ、難しいと感じる人が多いということは、チャンスとも取れます。
他の人が、難しいと感じていて、間違いやすいこのパートで、自分は、軽々全問正解する事が出来れば、他と差を付ける事が出来ます。
何も、競争意識を燃やして、他の人に勝つ必要はないのですが、TOEICのテストは、一問何点という採点法ではなく、偏差値のような採点法ですので、他の人が難しいと感じるところを、自分は簡単に全問正解する事が出来れば、スコアアップにつながる事は間違いないと思います。
そういった意味では、このパートは、チャンス問題なので、しっかりものにしましょう!!