TOEIC編 PART2 応答

TOEICテストの、PART2は、リスニングで、応答問題です。
英文は、問題冊子には載っていません。
まず、質問が放送され、その質問に一番適した応答を、(A)(B)(C)の中から選びます。
質問の応答、(A)(B)(C)も、1度だけ放送されます。
全部で、30問です。
例えば、こんな問題です。

Q: How was your weekend?

(A): Sure, let's go there this weekend.
(B): Same as usual.
(C): I'm glad you enjoyed your weekend.

答えは、(B)ですね。
文で見ると簡単ですが、リスニング力が弱いと、意外と引っかかるかもしれません。
(A)では、「weekend」、(C)では、「enjoyed」「weekend」と出ているのですが、同じような単語が出ているからと言って、正解だとは限りません。

このパートで重要なのは、

「疑問詞」「主語と動詞」に注意して聞く

という事です。

疑問詞は、「what」「which」「who」「whose」「when」「where」「why」「how」です。
日本語だと、「何が」「どれが」「誰が」「誰の」「いつ」「どこで」「なぜ」「どのように」です。
これが分かるだけでも、かなり正解を当てやすくなります。
3つの応答は、正解以外は、完全に的外れなことを言っている場合が多いので、疑問詞を使った質問文の場合は、これだけでも正解できるかもしれません。
上の例では、「how」と聞かれているので、その時点で、(A)は、ありえなくなるという事です。
何を聞かれているか(この場合は「質問される(応答)側の週末」)が分かれば、正解するのは難しい事でありません。

主語と動詞も、同じく重要で、「誰が〜した」「何が〜になった」など、文を理解するうえでの根底なので、これは聞きとらないと正解出来ないくらい重要です。
とにかく「主語と動詞」に気を付けて聞く事
これを、意識しているだけでも、大分違うと思います。
また、これは、応答文の3つに対しても言えます。
質問文と応答文の「主語と動詞」に気を付けることで、ほとんどの場合、正解できるといえます。
上の例では、「質問される側の週末」が、どうだったかを聞いていますので、応答文では、「自分の週末についての応答」になるはずです。
(C)は、この文章自体の主語は「I」なので、紛らわしいですが、これでは、「質問者の週末」について述べていますが、「自分(応答側)の週末」について何も言っていないので質問の答えにはなっていませんね。
こんな感じで、「主語と動詞」に気を付けることは、とても重要です。

ただ、上の事は、このパートに限らず当たり前の事なので、このパートのための独自の攻略法というわけではありませんし、ある程度力のある人であれば、そこまで、このパートに特化したトレーニングをやる必要はないかもしれません。
このパートは、普通に聞いていれば、分かってしまう問題ばかりだからです。
上でも書きましたが、応答文も、正解以外は、かなり的外れな事を言っているので、すぐに違うと分かります。
ですので、このパートに特化してトレーニングをするよりも、リスニング力を高めることに意識を集中したほうがいいかもしれません。
このパートは、質問文と応答文をしっかり聴き取る事が出来れば、正解することは難しい事ではないからです。

ただ、もちろん、「むずしい」とか「カンタン」というのは、主観なので、人それぞれです。
このパートが苦手な方もいると思いますし、ただ単に、個性の問題なので、このパートが難しく感じるからと言って、それが悪いわけでも、自分が劣っているわけでもありません。
なので、そういった意味では、気にする必要はありませんが、このパートを克服するトレーニングして、攻略したほうが楽しいと思います。
そこで、このパートの効果的なトレーニング方法ですが、私が考えるのは、次の3つです。

@ 過去問を解いて実際の問題に慣れる
A 高得点を目指す人は、英検1級のリスニング問題の音声を、1.3倍速でシャドーイングしまくる
B ビジネスシーンを基本とするダイアローグ(対話)形式のリスニング教材を、1.3倍速で、シャドーイングしまくる

@の、過去問を解いて実際の問題に慣れるというのは、能力を高めるというよりは、本番のテストに「慣れる」ことを目的とした、練習試合的なトレーニングです。
やはり、実力はあっても、問題に慣れていないと、本来の実力が発揮できない場合がありますので、このパートが苦手ならなおさら、問題に慣れておく必要があります。

次に、Aですが、TOEIC編リスニングのページでも書きましたが、TOEICの過去問を解く事も、同じような問題になれるといった意味で、効果的ですが、英検1級のリスニング問題のほうが、TOEICのリスニング問題よりも難しいので、高得点を目指す方は、トレーニングの時は、英検1級のリスニング問題の音声を、1.3倍速でシャドーイングしまくるというのもオススメのトレーニングです。
日頃から、難しめの問題に慣れていると、本番のTOEICのテストが簡単に感じられるようになるからです。
音声は、英検のホームページで、無料で3回分、手に入ります。

最後は、Bで、ビジネスシーンなどのやり取りがたくさん載っている、ダイアローグ形式のリスニング教材を、1.3倍速でシャドーイングしまくるというトレーニングですが、これは、非常に効果的だと思います。
このパートは、そのような日常のやり取りの対話文で出来ているからです。
なので、そういった対話のパターンというか事例をたくさん知っていれば、かなり有利ですし、トレーニングで使った教材と、ほとんど同じような場面の、ほとんど同じような内容の対話が、本番のTOEICのテストで出てくることもあるでしょう。

1.3倍速については、元の音声にもよりますが、大体、このくらいのスピードが、一番、音声が高くなりすぎずに、スピードを上げられるのでオススメです。
日頃から、速い音声に慣れていれば、本番のTOEICのリスニング音声が、ゆっくりに聞こえますので、非常に効果的です。