TOEIC編 リスニング

私は、TOEICは、受験した事が無いのですが、今まで、TOEICに関する質問を、何度かいただいたので、今までの私の英語学習体験、英検1級取得の経験をもとに、TOEIC攻略編を作ってみる事にしました。
TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉は、持っていますので、これを参考にしながら、作って行きます。

私としては、問題を受ける側よりも、作る側に回ることで、実力アップをはかりたいと思っています。
「TOEICは、受けた事が無かったけど、TOEIC用の練習問題を自分のサイトで作っていたら、気がついたら、毎回余裕で、990点満点取れる実力が付いていた」と言えるようになるのが理想で、本当にそうなるかどうか、自分の体験を通して実験してみたいと思っています。

サイトとしての、このTOEIC編の最終目標は、最強のTOEIC攻略本です!
また、見に来てくださる方が、ご自身の目標とするスコアを取れるようように、お手伝いをさせていただく事を目標とします。
それでは、早速リスニングのことから、書いていきたいと思います。

これは、TOEICに限らずですが、英語のリスニングに上達するためには、

@ 正しい発音の習得
A 瞬間英作文の習得
B シャドーイング
C 語彙、構文の習得

の4点が非常に重要です。

正しい発音の習得

まず、@の正しい発音の習得ですが、これが基本中の基本です。
実際に私も、初心者の頃は、まったく英語が聞き取れなかったのですが、単語耳シリーズで、自分で、個々の英語の音の正しい発音を習得してからは、昔より、遥かにクリアに、英語が聞こえるようになり、リスニングがかなり上達した実感がありました。
また、この@の正しい発音の習得が出来ていないと、そのあとの、A、B、Cのトレーニングを積んでも、効率が悪いどころか、下手をすると、逆効果にすらなってしまう可能性がありますので、この@の正しい発音の習得は、まだ出来ていない方は、必須です!!
次のA以降のことも、この@の正しい発音の習得が出来ている事を前提として話を進めます。

瞬間英作文の習得

次に、Aの瞬間英作文の習得ですが、これは、一見リスニングには、関係ないように思いますが、これが関係大ありで、私も、個々の発音は習得して、全く英語が聞き取れない頃よりかは、はるかにクリアに英語が聞き取れるようになったのですが、当然それだけでは、完璧には程遠く、さらにリスニングを伸ばす方法はないかと、考えていたところでした。
そんな時に、ロサンゼルスに滞在する機会があり、それまで、発音の練習のみで、まったくスピーキングの練習をしていなかったので、これはなんとかせねばと思い、瞬間英作文シリーズに取り組んだ事で、リスニングがかなり上達にしたのを実感しました。
最初は、リスニングのために、取り組んだのではなく、LAに行ってから、あるていど意志の疎通が出来ないと、不便なので、そうならないように取り組んだのですが、帰国後、自分のリスニング力が、大幅にアップしている事に気が付きました。
昔聞き取れなかった、リスニング教材や、ドラマや映画のシーンが、昔より、はるかにクリアに聞こえてきて、とても嬉しかったのを覚えています!
「個々の発音の習得から、文章単位の発音の習得」に移った事、そして、「自分で発信できる文章が大幅に増えた事」この2点が、瞬間英作文のおかげで、リスニングが大幅にアップした原因だと思われます。
私にとって、この体験が、受信型の勉強より、発信型の勉強のほうが、遥かに効率が良い事を身をもって経験した、一番最初の出来事でした。
ですので、瞬間英作文シリーズなどの教材で、とにかくリスニングを伸ばすためにも、この瞬間英作文を身に付ける事をオススメします。

シャドーイング

次の、Bのシャドーイングですが、これはよく言われている事ですね。
やはり、自分で、ネイティヴと同じように、正しい発音で、同じスピードで、同じ文章を発音できるようになると、遥かにクリアに聞き取れるようになってくることは、私も体験しています。
オススメなのは、TOEICの過去問の音声を、1.3倍速くらいで再生して、シャドーイングすることです。
最初から楽に聞き取れる所は、はずして、聞き取れなかった所を集中してやると良いと思います。
また、苦手なパートに絞ってトレーニングを行うのも効果的です。
例えば、パート4の説明文問題が苦手なら、パート4の部分の音声を、過去問か何かから見つけてきて、これを徹底的にシャドーイングしまくるのが効果的です。

1 スクリプトを見ながら、1倍速で、50回、シャドーイング
2 スクリプトを見ないで、1倍速で、50回、シャドーイング
3 スクリプトを見ながら、1.3倍速で、50回、シャドーイング
4 スクリプトを見ないで、1.3倍速で、50回、シャドーイング

このくらいのトレーニングを、@〜Aまでが出来ている人が行えば、かなりのレベルアップが期待できます。
何故、1.3倍速かというと、このくらいが一番、倍速再生されても、音が高くなりすぎない速さだからです。
また、日頃から、倍速再生されたものに慣れていると、本番の音声が、ゆっくりに聞こえてきますので、日頃から1倍速に慣れて、1倍速でしか聞いた事のない場合と比べて、はるかに有利になります。
ドラゴンボールで、悟空が、重力室をつかって修業をしたり、重い道着をきてトレーニングをするのと同じです笑
また、TOEICのリスニング音声よりも、英検1級のリスニング音声のほうが、難易度が高めなので、日頃から難易度の高い英検1級のリスニング音声でトレーニングをしておけば、本番でTOEICの音声が簡単に感じられますので、これもオススメの方法です。

語彙、構文の習得

最後に、Cの語彙、構文の習得です。
これは、要するに読解力という事で、読んで分からない文章は、聞いても分からないと思います。
もちろん、日常会話であれば、相手の表情や態度、身ぶり手ぶりなどで、なんとなく何を言いたいのか分かる場合もあると思いますが、TOEICのテストの場合は、音声のみが放送されるだけですので、視覚情報がありません。
ですので、声のトーンで、相手のおおまかな感情くらいは、察する事が出来る場合もあると思いますが、基本的には、TOEICのリスニングテストの場合は、「読んで分からない文章は、聞いても分からない」と言って問題ないと思います。
ただし、リスニングでは、リーディングほど、高度な読解力を要する文章は少ないと思いますので、リーディングでは、語彙と構文に加えて、様々な要素を持つ短文が複雑に絡み合った長文を読み解く力が必要ですが、リスニングで流れる文を読み解くだけなら、語彙力と構文力で対応できる場合が多いです。

では、まず語彙の重要性ですが、ネイティヴですら、一つでも知らない単語が出てくると、すぐに聞きなおしたり、理解度が落ちることからも明らかだと思います。
これは日本語でも同じ事ですね。
日常会話で、一つでも知らない単語が出てきたら、「○○って何?」と聞き返す場合がほとんどではないでしょうか?
ですので、聞き取りにおいては、「出てくる単語は全部知っている」ことが望ましいというか、一番簡単な方法です。
何点くらい取りたいかにもよりますが、TOEICで高得点を取るといった事に限れば、基本フレーズと、究極の英単語 SVLシリーズをすべて覚えれば十分だと思います。
基本フレーズに関しては、辞書の音読が効果的です。
この辺りの事は、リーディングの、PART5とPART6の穴埋め問題にも通じる所があります。

また、構文を知らなければ、文を理解することは困難です。
この辺は、Aの瞬間英作文の習得にも含まれます。
構文の習得は、瞬間英作文の第3ステージだからです。
上でも書きましたが、受信型の勉強よりも発信型の勉強のほうが、遥かに効率が良いので、構文は、読んで分かる、聞いて分かるようにするよりも、「自分で正しく瞬間的に口頭で使いこなせる」ようにしましょう!
そうすれば、自然と、読んでも聞いても分かるようになります。
どこまでを「構文」と捉えるかによっても変わってきますが、新・基本英文700選をマスター出来れば、TOEIC対策としては、十分だと思います。