ワードパワー英英和辞典

ワードパワー英英和辞典

レベル

見出し語、37,000語

概要

珍しい英英和辞典です。
見出し語に、英語で語義が書かれ、そのあとで和訳が載っています。
例文がある場合は、例文にも和訳が載っています。

ページは、二色刷りで、見出しや成句が青、他は黒です。
一番最後に、イラストがまとめて載っていたり、手紙の書き方や、小論文の書き方も紹介されています。

長所

最大の長所はやはり、英英辞典に和訳が載っている事です。
和訳が載っているので、英語の語義の説明が分からなくても、わざわざ英和で調べる必要が無くて、本当に使い勝手が良いです。

ネイティヴレベルを目指す人にとっての「単語帳」として、最高だと思います。
私の場合は、本書での、アンチ・バベルの塔の建設に挫折して、英検1級レベルから、いきなりLongman Dictionary of American Englishという辞書に取り組んだのですが、自分の実力不足で、塔の建設当初は結構きつかったですし、いまでも英和辞典を併用しています。
ですので、英検1級レベルで、ネイティヴ並みの語彙力を目指されるかたは、

「本書」→「Longman Dictionary of American English」→「さらに、レベルの高い辞書で、仕上げの塔を建てマスター」

が、無理なく効率的に、語彙をネイティヴ並みに持っていけると思います。

私は、本書の塔建設に挫折した事と、はやくネイティヴ並みになりたくて焦った事から、本書は飛ばしましたが、本書のマスターをはさむと学習がスムーズだと思います。
英英辞典を読む事がいかに英語力アップにつながるかは自分の体験を通して分かりましたが、英英辞典だけだと、非ネイティヴにとっては、分かりにくい事があるのも事実です。
数学用語(「hyperbola(双曲線)」など)、医学用語(「Medulla oblongata(延髄)」など)、擬音語(「rattle(ガラガラ)」など)、花の名前(「chrysanthemum(菊)」など)など、非ネイティヴにとっては、英語で語義が書いてあるだけだとイメージがつかめないのが多いですが、本書は、横に和訳が載っているので、わざわざ英和で調べる必要が無く、効率が良いです。
(括弧内にあげた単語は、英語で書かれた語義を読んだだけでは分かりにくいだろうという単語で、思いついたものを挙げているだけなので、実際にはこの辞書には載っていないものもあります。)

また、英和辞典を今まで使っていて、そろそろ英英辞典に切り替えたいけど、ちょっと抵抗があったり、自分にはまだ敷居が高いと思ったりする方にも、オススメです。
本格的な英英辞典を使う前に、この辞書を使うと、良いウォーミングアップになると思います。

アンチ・バベルの塔については、以下を参照下さい。
アンチ・バベルの塔について
アンチ・バベルの塔建設終了!

短所

特に短所が見当たらないくらい素晴らしい出来だと思いますが、あえて挙げるなら、和訳も本文に載せなくてはならないため、紙面の都合上か、ちょっと例文の数が少ないように思います。
小型の辞書なので、もう一回り大きくして、その分内容が充実してあれば、辞書としては、もっと良かったと思いました。

向いてる人

・本格的な英英辞典を使う前のウォーミングアップとして使いたい人
・辞書の音読、通読に興味がある人
・ネイティヴ並みの語彙力を目指す人

向いてない人

・読書用の辞書が欲しい人

私の感想

本書は、私はアンチ・バベルの塔のために購入したのですが、すべてパソコンに打ち込む必要があり、大変すぎて挫折しました。
しかも、「A」の項目すら制覇出来ないうちにです笑

ですので、何十回も使ったわけではないのですが、それでも、この辞書は素晴らしいと思います。
いまは、Longman Dictionary of American Englishと言う英英辞典で、アンチ・バベルの塔を作り、その音読に取り組んでいますが、上でも書いたように、英英辞典だけでは分かりにくい単語がたくさんあるのも事実です。
その都度、英和で確認しなくては、いけないため、手間がかかります。
そんなとき、本書なら、いちいち英和で確認する必要が無いので、とても効率が良いと思います。

「わざわざ、アンチ・バベルの塔を建てるのは面倒だけど、ネイティヴ並みの語彙力は欲しい!」という方には、本書はファーストステップとして、うってつけです。
本書を音読しまくり、自分の運用語彙にまで落とし込めることが出来れば、非ネイティヴとしては最高レベルの英語力を身につける事が出来ます。

効果的な使い方

アンチ・バベルの塔の建設用、または、本書の通読をするのが、一番効果的だと思います。
また、上でも書きましたが、本格的に英英辞典を使う前の、ウォーミングアップとして使うのも効果的です。

ただ、あくまでも本書は、辞書ではなく「単語帳」として使うのが効果的です。
特に上級者の方が、「辞書」として使うには、掲載語彙数が少なすぎます。

マスターすると?

37,000語が身に付きます。

最後に

小型で使い勝手もいいので、英英辞典を使う前のウォーミングアップとして、または、英検1級以上の方で「3万、4万単語クラスの単語帳」が欲しい方にオススメです。

ワードパワー英英和辞典