TOEFL TEST対策iBTスピーキング

TOEFL TEST対策iBTスピーキング

レベル

スピーキング中級

概要

その名の通り、TOEFL iBTのスピーキング用の教材です。
TOEFL iBTとは、英語圏の大学などへの留学希望者を対象とした、英語力判断テストです。
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つからなり、各30点満点で、合計120点満点です。
ちなみに、ハーバード大学などは、TOEFL iBTが110点くらい必要と言われているらしいです。

スピーキングセクションは、全部で6つのQuestionから成り、1問0〜4点で評価されます。
全部で24点満点で、これが30点満点に換算されてスコアになります。

本書の構成は、はじめに、本書の構成と特徴、CDの内容の説明、本編です。

本編は、序章〜4章までで、

序章のスピーキングの概要は、TOEFL iBTのスピーキングについてと、著者のアドバイス的なものが載っています。

第1章のスピーキングの特徴と採点基準は、TOEFL iBTのスピーキングテストの概要が、詳しく載っています。

第2章のスピーキング問題の徹底分析と対策では、いよいよこの章から、CDと一緒に実際のテストと同じ時間を計りながら、例題を自分で解きながら進めていきます。第2章は、例題がQuestion1〜6別に分類されています。

第3章のトピック別対策とスピーキング実践演習は、第2章同様、例題をCDを使って解いていくのですが、この章では、例題がQuestion別ではなく、トピック別に分類されています。

第4章のTOEFL iBTスピーキング模擬テストでは、模擬テストが2回分載っています。

付属のCD3枚は、収録時間は、CD1が、73分、CD2が、68分、CD3が、74分で、問題と解答例が収録されています。

長所

最大の長所は、CDでスピーキングの練習ができる事です。
実際の試験形式に沿って学習ができて、特に2章は、0点の解答例、1点の解答例、2点の解答例、3点の解答例、4点の解答例が、丁寧に載っていて非常に参考になります。
CDのスピードも、他のリスニング教材は、スピードが遅くゆっくり発音されているのが多いのに対して、このCDは、快適なスピードで収録されていて、使い勝手が良いです。
ただ、TOEFLを実際に受験される方は、本番の試験で楽に感じられるようになるために、学習時は、1.2倍速くらいで聞くといいと思います。

また、例題の横に、ちゃんとCDのディスク番号と、トラック番号が書かれているので、その例題のCDの該当箇所を再生するにも分かりやすいです。
例えば、161ページのExercise1なら、CD1-52と書いてあって、161ページのExercise1は、1枚目のトラック52に収録されている事が分かります。

解説も丁寧で、4点を取るために、解答の際に押さえておくべきポイントが、分かりやすく載っていて為になります。

また、単純に、会話のネタ本としても、遊び感覚で楽しく取り組める内容です。
私は、TOEFL iBTのためではなく、英検1級の2次試験のウォーミングアップとして、この教材を買いましたが、この教材の例題に答えていく作業自体が楽しくて、かつスピーキングの良い練習になりました。

短所

これと言った短所が見当たらないくらい素晴らしい出来だと思います。
解説も、たっぷりページ数を割いて丁寧に書かれていますし、CDも素晴らしいのですが、敢えて言えば、最後のほうに、似たような質問リストみたいなのがたくさん載っていたら良かったと思いました。
それでも、例題数は決して少なくはないですし、何ターンもターンを重ねて、この教材に徹底的に取り組めば、大幅なレベルアップが期待できます。

あと、少し負荷がきついトレーニングであることも、「勉強」っぽいトレーニングが苦手な方には短所となるかもしれません。
その場合は、英会話1000本ノックのほうが、気楽に学習できると思います。

向いてる人

・TOEFL iBTのスピーキング対策がしたい人
・発音と瞬間英作文の第3ステージの構文集を終えたくらいのレベルの人で、スピーキング力の底上げを狙う人

向いてない人

・発音、瞬間英作文がまだ身についていない初心者の人
・「勉強」っぽいトレーニングが苦手な人

私の感想

この教材も、私にとっては想い出深いものです。
この教材に載っていた、「尊敬する有名人」とか「会いたい故人」などの質問から、自分でも、英会話トピックで、色々な質問を考えてみました。

単純に会話として、このような質問に答えていくのは、非常に楽しかったです。
私は、この教材の質問の自分の解答をノートに整理して書いて、自分の会話のネタ帳を作りましたが、その作業がまた楽しかったです。
それまで、スピーキングの練習は瞬間英作文のみで、「対話形式」の練習はした事がなかったので、非常に良いトレーニングになりました。

効果的な使い方

発音と、瞬間英作文第3ステージの構文集を終えたくらいのレベルの人が、本書の指示通りに学習を進めて行くのが一番効率が良いと思います。

TOEFL対策がしたい方は、最後の417〜441ページまでの、模擬試験2だけは、試験直前にやるために残しておいて、他を本書の指示通りに学習して行き、20ターンくらい重ねれば、かなりのレベルアップが期待できます。

CD1が、73分、CD2が、68分、CD3が、74分で、模擬試験2の部分は、CD3のトラック45〜58で、約17分なので、それを引くと、CD3は、57分になります。
2日で、CD1枚のペースで学習を進めていくとすれば、1日約30分くらいで、6日で1ターンが終わります。
なので、20ターンなら、120日で終わります。

120日、4ヶ月くらい、この教材に徹底的に取り組めば、かなりのレベルアップになると思います。
ただ、全くの初心者の方は、この教材に取り組む前に、発音と瞬間英作文を終えるべきだと思います。

マスターすると?

TOEFL iBTスピーキングの徹底対策、また、スピーキング力の大幅アップが期待できます。

最後に

TOEFL iBT対策はもちろん、発音と瞬間英作文の第3ステージで構文集を終えたくらいの人が、スピーキングの練習教材として使っても、非常に効果的でオススメです。
私も、英会話トピックで、色々質問を作ってみているので、もっとたくさんの質問に答えていきたい人は、TOEFL iBT対策にもなると思いますので、よかったら参考にしてください。

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