ニューヴィクトリーアンカー英和辞典―和英・活用ガイド・CDつき

ニューヴィクトリーアンカー英和辞典―和英・活用ガイド・CDつき

レベル

単語、成句、46,000語
(見出し語、約25,300、成句、約5,500、語形変化・派生語など、約15,200)

概要

初心者用の英和辞典です。
本編の英和辞典以外にも、色々ためになる参考資料が付いています。
内容は、上から順に、

・アメリカとイギリスの地図
・「英語図解シソーラス」という、カラーで、イラスト付きの様々な関連単語集(「Baseball」の項目では、「cap」「mound」「pithcer」など)
・「はしがき」や「この辞書の使い方」、本編の色々な物の一覧表(「まちがえやすい文法・語法一覧表」など)
・本編である英和辞典
・「参考資料」というページに、発音の仕方や、口語表現一覧表などのまとめ
・全項目数14,000の和英小辞典
・世界地図

と言うような構成です。

長所

学習用の辞書・単語帳として、素晴らしい出来だと思います。
語義の説明もそうですが、途中の文法などの解説も、初心者の方にも分かりやすく丁寧に書かれていてます。
本編の途中には、「ミニ会話」「Try」「まとめ」などといった囲み記事があり、簡単なダイアローグ、文法空所補充問題、文法項目のまとめなど、が整理されています。

また付属の参考資料も豊富で、為になるものが多いです。
たとえば、1704〜1708ページでは「英語のつづり字と発音」というつづりと発音の規則のまとめが載っていて、非常に役立ちます。
これは単語耳にも掲載されていました。

1744ページは、「よく使われるエモーティコン」で、Youtubeなどのコメント欄でよく見かける英語版の顔文字の一覧表が載っていて役に立つし楽しめます。:-)(←これの事です)
同じく、1744ページに、「良く使われる略語」と言うのも載っていて、これも役に立ちます。
「ASAP」「FYI」などは、ドラマなどでも、よく耳にします。

短所

唯一あげるとしたら、発音記号の横に、カタカナがふってあることです。
初心者の方のことを考えるなら、なおさら、付けないほうが為になると思います。

向いてる人

・2万語〜3万語レベルの単語帳が欲しい人
・英語を一から学び直したい初心者の人

向いてない人

・上級者で、読書用の辞書が欲しい人

私の感想

本書は、まだ発音の練習と、辞書を引きながら洋書を読むという学習をしていた時に、英語耳の松澤先生のホームページで紹介されているのを見て、購入しました。
英英辞典を使いながら、英英で分からなかったときに、時々この辞書を使っていましたが、文法の説明も丁寧で、重宝しました。

特に、途中のコラムに色々な、豆知識的な事や、文法の説明が載っていて、これが非常に為になります。
たとえば、622ページに出ていますが、「goodbye」の由来(何の短縮形なのか)を、ご存知でしょうか?
(ちなみに、この記事を書いている今、確認するまで、私も知りませんでした。)
答えは、「God be with you!」です。
こんな感じで、途中の囲み記事や、付属の参考資料がとてもためになります。

効果的な使い方

アンチ・バベルの塔の建設用、単語帳として本書の音読、初心者の方の最初の辞書として、使うのが効果的です。
本書も、上級者の方には、辞書というよりは「単語帳」です。

本編は、1662ページで、ページも小さいので、英語の部分(見出し語、成句、例文など)を1ページ音読するのに、大した時間はかからないと思います。
1日、30ページずつ音読して行けば、56日で終わります。
2か月と言う事にすると、1年で、6ターン音読できます。
5年で30ターン出来ますので、それくらいやれば、非ネイティヴとしては、かなりのレベルになれます。

また、英英辞典で本格的にアンチ・バベルの塔に取り組まれる前の、ウォーミングアップとして、本書の音読に取り組むのも効果的です。

アンチ・バベルの塔については、以下を参照下さい。
アンチ・バベルの塔について
アンチ・バベルの塔建設終了!

マスターすると?

単語、成句、46,000語が身に付きます。

最後に

説明が丁寧な本書は、特に初心者の方にオススメです。

ニューヴィクトリーアンカー英和辞典―和英・活用ガイド・CDつき