辞典ではわからない 新・英単語使い方事典シリーズ

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レベル

運用語彙としての基本単語

概要

基本単語の使い方が例文付きで詳しく載っているもので、その運用語彙化が目的の参考書です。
ここからは、私が持っている旧バージョンの、辞典ではわからない英単語の使い方事典 基本動詞編の話ですが、同じシリーズの物なので、他のも大体構成は同じだと思います。
今は新しくなって「新」 英単語使い方事典になっています。

旧バージョンの、辞典ではわからない英単語の使い方事典 基本動詞編では、本編は、見出し語、そしてその見出し語の解説、例文、その和訳、各例文に解説といった構成です。

著者本人の吹き込みによる、2枚組の付属CDには、見出し語の語義が2回繰り返され(「hang」なら「hang : to fasten at one end. hang : to fasten at one end.」と読まれます)、そのあとで全例文が英語部分のみ収録されています。
CD1は、全79トラックで、約59分、CD2は、全62トラックで、約52分です。

長所

CDがすばらしいです。
上でも書きましたように、見出し語のあとに、英語でその基本語義が吹き込まれ、そのあとに例文が続くので、ある程度の実力がある人なら、聞いているだけで勉強になります。
基本単語のマスターが、英会話力の大幅アップに繋がるので、本シリーズの内容は非常に有用です。
本シリーズだけでは、基本単語の「全て」をマスターすることは出来ませんが、代表的な物は網羅されているので、基本単語マスターのファーストステップとして、非常に使えます。

本を通読するのでも、CDと一緒に本を見ながら音読するのでも、CDのみでシャドーイングするのでも、何度も繰り返しターンを重ねれば、かなりの発信力アップにつながります。

短所

短所は、特に見当たりません。
素晴らしい出来だと思います。

あえていえば、CDが「日本語例文→ポーズ→英語例文」になっていたら、瞬間英作文として使えるので、そうであれば最高でしたが、本書は瞬間英作文用のものではないので、短所とは言えません。

向いてる人

・運用語彙を増やしたい人
・基本単語をマスターしたい人

向いてない人

・すでに、基本単語は全て自分で完璧に使いこなせる人

私の感想

上でも書きましたが、私が持っているのは旧バージョンの、辞典ではわからない英単語の使い方事典 基本動詞編で、この本は、最初の英検1級の2次試験に落ちてから、自分の発信力の無さに愕然として、「まずは、基本動詞をしっかり使えるようにならないと!」と思って購入しました。
英検1級の1次試験に合格したにもかかわらず、この本の基本動詞の用法は、自分で使いこなせないものだらけでした。
そこで、この本の音読と、CDを何度も聞くという学習を始めました。

そして、そのまま、そのマスターに専念しようと思っていたのですが、取り組めば取り組むほど、「自分は基本動詞だけではなく、全ての基本単語がまともに使えない」ということを思い知りました。
本当なら、ゆっくりこのシリーズをマスターしてからのほうが良かったのですが、はやく基本単語とネイティヴ並みになるために必要な語彙を全てマスターしたいと思い、この本の学習をやめて、アンチ・バベルの塔の建設に取り掛かってしまいました。
ですので、私はこの本は、CDを何度も寝る前に聞いたのと、本を2ターン目の途中まで音読しただけで終えてしまいました。

結果的に、アンチ・バベルの塔のおかげで、かなり発信力があがってきている実感がありますが(2011年4月現在)、あのままこのシリーズのマスターに取り組んでも、かなりの発信力アップになったと思います。
アンチ・バベルの塔は、基本単語だけでなく、知らない単語もすべて含まれますので、まずは基本単語に特化して本シリーズのマスターに集中していたほうが、発信力が付いていたかもしれません。
気が早いのが私の悪い癖なのですが、じっくり本シリーズのマスターに集中出来る方には、かなりの実力アップが期待できますので、オススメです。

また、塔の建設にはかなりの時間がかかるので、基本動詞を使いこなせるようになりたいと思っている方で、あまり塔の建設は気が進まないという方は、まずは本シリーズに取り組んでみるのが良いと思います。
本当は、基本単語だけでも、塔を建てると良いのですが、時間に余裕のない方には、なかなか大変だと思うので、本シリーズに取り組まれると良いでしょう。

効果的な使い方

自分で使いこなせるようになるまで、音読するのが一番効果的です。
例えば、

1 本書の精読 1ターン
2 本を見ながら、CDと一緒に音読 5ターン
3 本を見ずに、CDと一緒に音読 5ターン
4 本を見ながら、1.1倍速で、CDと一緒に音読 5ターン
5 本を見ずに、1.1倍速で、CDと一緒に音読 5ターン
6 本を見ながら、1.2倍速で、CDと一緒に音読 10ターン
7 本を見ずに、1.2倍速で、CDと一緒に音読 10ターン
計 41ターン

くらいのトレーニングメニューをこなせば、かなりの実力アップが期待できます。
CDは2枚とも、1時間弱(旧バージョンの、辞典ではわからない英単語の使い方事典 基本動詞編の場合)なので、1日1時間弱やれば、2日で1ターン終わりますので、最初の精読にかかった日数+80日間でこのメニューをこなせる事になります。
最初の精読に、約30日かかったとすると、30+80で、120日間、たった約4カ月、一日たった1時間弱やるだけで、かなりの実力アップになります。

もちろん、ターン数はあくまで目安ですので、ご自身に合うようにカスタマイズされると良いと思います。
また、上は「基本動詞編」の場合で、他の物は、CDが1枚ですし、本も100ページくらい少ないので、「基本動詞編」より、かかる日数が少ないと思います。
仮に、「基本動詞編」以外の物が、約2か月かかったとしたら、2か月×3で、約6カ月。
なので、本シリーズ4つに取り組むのにかかるのは、約4カ月+約6カ月で、約10カ月です。
たった約10カ月、たった1日1時間弱で、基本動詞の代表的な意味を身につける事が出来ます。

マスターすると?

運用語彙として、基本単語の代表的な意味が身に付きます。

最後に

「わざわざアンチ・バベルの塔に取り組むのはきついけど、基本単語はマスターしたい!」という人にオススメします!

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