英語で案内するニッポン

英語で案内するニッポン (研究社ブックス)

レベル

通訳ガイド

概要

本書は、Part1、Part2に分かれています。
Part1の「ガイドの基本フレーズ300」では、外国人に日本の観光をガイドするときに良く使われる300の短文フレーズがまとまっています。
Part2の「状況別 ガイドのポイントを押さえる」では、状況別ダイアローグとその解説です。
見開きで、左ページに英文ダイアローグ、右ページにその和訳が載っています。
そして、次の見開きでは、左ページに解説である「説明のポイント」、そして見開きの右ページには「応用フレーズ」という、本文に出てきたものと似たフレーズ集、その下に「通訳案内のコツとトレーニング法」という、通訳ガイドとしての豆知識的な事が、囲み記事で載っています。

CDは、全80トラック、収録時間約70分で、Part1の基本フレーズと、Part2のダイアローグ、そして「応用フレーズ」の全ての英文が収録されています。

長所

内容が面白い事が、一番の長所だと思います。
Part2の「状況別 ガイドのポイントを押さえる」の、状況別ダイアローグでは、外国人との良くありそうな会話が載っていますが、この内容が面白くて、ただCDを聞いているだけでも楽しめます。

著者がフリーの通訳ガイドで、「説明のポイント」や「通訳案内のコツとトレーニング法」が実際の経験談なので、実践的で信憑性があり、非常に参考になります。
外国人がよく疑問に思う日本の事などが解説で載っているので、読み物しても面白いです。

英語教材のCDは、話すスピードが遅かったり、はっきり発音されすぎていたりしますが、このCDは自然なので、聞きやすいことも長所だと思います。

短所

特に短所だと思ったところはありません。
素晴らしい内容だと思います。

向いてる人

・外国人に日本を案内する時の例文集が欲しい人

向いてない人

・外国人と話す事や、日本の事の興味がない人

私の感想

本書は、英検1級に合格した後で、「次は、通訳ガイドでも目指そうかなあ」と思って購入しました。
ですが、私は、今後の英語学習方針に少し迷ってから、「やっぱり、これからは、通訳ガイドよりも、アンチ・バベルの塔のマスターに専念しよう」と思ったので、結局、通訳ガイド対策としては、本書は使いませんでしたし、途中まで読んで中断してしまいました。

ただ、通訳ガイドのみならず、外国人と話す時に非常に参考になるフレーズや、知識が載っていて、本当に為になる内容です。
なので、これからまた使いたい教材ですし、海外旅行に行く時などにも持って行きたいと思います。

効果的な使い方

通訳ガイドになりたての方や、通訳ガイドになってからの練習を今のうちにやっておきたい人、外国人との会話をもっと楽しみたい人などが、本書の例文を何度も音読したり、CDを何度もシャドーイングするのが効果的です。

ただ、この本の焦点は、通訳ガイドになってからのように思います。
「通訳ガイドの試験を突破すること」に特化した物ではありません。
もちろん、通訳ガイドの試験に役立つ内容も、たくさんありますが、「実際に使えるフレーズ集」的な側面が強いです。

また、実践的ですぐ使えるフレーズや、外国人と話す時に役に立つ知識が満載なので、読み物として楽しみたい方や、良いリスニング教材が欲しい方にもオススメです。

マスターすると?

外国人と話す時の知識や基本フレーズが身に付きます。

最後に

本書は、内容が面白いので、気軽に取り組めると思います。

英語で案内するニッポン