新訂・英文解釈考

新訂・英文解釈考

レベル

読解、上級

概要

その名の通り、英文解釈の本です。
英文の細かいニュアンスを教えてくれます。
以下の四章からなります。

T 「文」の構造
U 「文意」の織りなし
V 「叙述の様式」と「修辞」
W 叙述の展開

長所

英文の読み方や、どういう意味になるかを、教えてくれる本は多いですが、細かいニュアンスや、英文を味わうということを教えてくれる教材は、なかなかないと思います。
この本は、そんな、なかなかない、「英文を味わう」ことを教えてくれる本です。
例文のレベルも高く、素晴らしいです!
ペーパーバックを、ネイティヴ並みに楽しめるようになりたい人には、マストアイテムと言っても良いかもしれません。

短所

一つは、日本文が、堅く、かつ古い印象がある事が、短所になるかもしれません。
私も、読んでいて、むしろ、英語のほうが、遥かに、分かりやすく、日本語訳のほうが、何を言ってるのか分からない個所が、多々ありました。
ただ、本書が発表されたのは、私が生まれる前の、1980年なので、日本語が古い気がするのは、それも、原因の一つかもしれません。

ただ、これは、私の日本語力の低さが原因かもしれません。
日本語力が高い人にとっては、固くも、古くも、なんともないかもしれません。

向いてる人

・英文解釈のトレーニングを一通り終えて、今度は、「内容が分かる」だけでなく、「英文を味わえる」ようになりたい人

向いてない人

・全くの初心者の人

私の感想

私は、2013年04月30日から、はじめて、2013年07月12日に、1ターン目を終えました。
ただ、意味が分かるだけではなく、英文を味わうということを教えてくれる、最高の参考書だと思います。
これからも、何ターンも、ターンを重ねていき、しっかり、丁寧に、本書の内容を自分のものにしたいと考えています。

効果的な使い方

上でも書きましたが、本書は、「英文を理解できるようになる本」ではなく、「英文を味わえるようになる本」といったほうが、この本の本質に近いと思います。
ですので、初心者の人が、いきなり取り組むには、向いていないと思います。
一通り英文解釈のトレーニングを終えた人が、もっと細かいニュアンスを味わえるようになるために、取り組むと効果的だと思います。

初心者の方は、読解は、

まずは、ビジュアル英文解釈シリーズ
その後、英文解釈教室

に取り組むのが良いと思います。
この2つは、「英文を正しく理解できるようになるための本」です。
そして、これらを終えてから、読解の仕上げとして、本書に取り組まれるのが、効果的な使い方だと思います。

取り組み方としては、何度も、通読を重ねるのが良いと思います。
私も、これからも、そうやって使っていくつもりです。
どんな参考書でも、たった1ターン読んだだけでは、内容を、本当の意味で、自分のものにする事は、非常に難しいので、何度も何度も、繰り返し、しっかり内容をマスターしたいところです。
例文の質が高いので、音読用の文として使ったり、何度も書いて覚えるのも効果的だと思います。

マスターすると?

英文が、ただ分かるだけではなく、細かいニュアンスも味わえるようになります。

最後に

洋書を和書と同じように、楽しめるようになりたい人にとっては、本書は、かならず通ったほうが良い道だと思います。

新訂・英文解釈考