The Loneliness of the Long Distance Runner

The Loneliness of the Long-Distance Runner
The Loneliness of the Long-Distance Runner
著者:Alan Sillitoe
発表年:1959
オススメ度:★★★★
英語難易度:★★★★
読了日:2016.06.16

あらすじ

窃盗で、Borstal(少年院)に送られた主人公の少年、Colin Smith。
彼は、足の速さから、少年院代表として、長距離走選手にされる。
それは、彼に、クロスカントリー大会の優勝という目標を持たせ、更生させようとするものだったが・・・

私の感想、レビュー

「長距離走者の孤独」、ずいぶん前から、タイトルは知っていて、読めていなかった作品。
この度、初めて読みまして、本当に素晴らしかったです!

Be honest. It's like saying: Be dead

It's a good life, I'm saying to myself, if you don't give in to coppers and Borstal-bosses and the rest of them bastard-faced In-laws.

which is against their rules so you can bet they'd never do it because they're not clever enough to break the rules

ただ、英語に関しては、とにかく、方言やスラングが多く、かなり難しく感じました。

例えば、「slumgullion」「shimmy」「slavy」「swaddy」「twig」「gaol」などなど、中には、辞書にも載っていないものもあります。
ただ、短編ですので、難しくても、すぐに読んでしまえ、そこまで苦痛に感じないと思います。

それに、とにかく、内容が素晴らしいです!!
読んでいて、「おいおい」と思うところも、いくつかあったのですが笑

権威に媚びる大人は、権威の言いなりにならない人間に、「不誠実」「悪」「反抗期」などというレッテルを貼って、自分たちの都合の良いように、子供を管理したり支配することしか考えていない。

そんな偽善者たちへ、スミス少年は、彼なりの「honest」な行動を取って反抗するわけですが、これが、本当にスカッとするもので、読後感が爽快な、とても励まされる本だと思います!