The Door Into Summer

The Door into Summer (English Edition)
The Door into Summer
著者:Robert A. Heinlein
発表年:1957
オススメ度:★★★
英語難易度:★★★
読了日:2015.02.03

あらすじ

1970年、アメリカ、ロサンゼルス、 主人公、Dan(Daniel Boone Davis)は、猫の、Pete(Petronius the Arbiter)とともに、冷凍睡眠によって、30年後の未来に生きることを決意する。
その背景には、かつてのビジネスパートナー、Miles Gentryと、彼女、Belle S. Darkinとの過去があった。
冷凍睡眠の前に、最後に、MilesとBelleに会いに行く、Dan。
そして、冷凍睡眠後の、2000年に、待っていたものは・・・

私の感想、レビュー

私は、SFモノは、あまり得意ではないので、ずっと敬遠していたのですが、今回、そんな自分の殻を壊すべく、「読んでみよっかな」と思い、読んでみましたが、結構、面白かったです!

ストーリーが面白く、最後に、「なるほど、そういうことだったのか」という所が、いくつもあり、読後感も爽快です!
ただ、途中で、お金の話ばかり出てくるところと、細かい機械の設計の説明が長々と続くところは、正直退屈でした。
それでも、後半は特に、一気に読んでしまいました。

ちなみに、タイトルは、「夏への扉」ですが、実際は、12月の冬の話です。
今でこそ、タイムトラベル物なんて、ありきたりかもしれませんが、1957年の発表された当時としては、まだ目新しかったのかもしれません。

英語は、結構、難しく感じました。

スラングや口語表現が多く使われ、難しい単語も多く、また、法律やお金やビジネスのこと、機械の設計の所は、聞きなれない単語がたくさん出てきます。
例えで、神話や伝説も多く言及され、背景知識がないと、何のことを言っているのか、わからないところも多かったです。

ただ、メインのストーリーを理解するのは簡単で、英検1級位の実力があれば、前述の細かい部分は気にせずに、スラスラ楽しめると思います。

私は、原書で読みましたが、日本では、↓のルビ訳付きバージョンも発売されているようで、これで読めば、もっと楽に、楽しめるかもしれません。

夏への扉 [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックス

私は「ドラえもん」が子供の頃から大好きで、よく観ていたので、タイムトラベルや、過去と未来が相互に作用し合う所などは、あまり目新しさはありませんでしたが(「ドラえもん」のほうが、この「夏への扉」より後に発表されたのですが、私はこの度はじめて、この作品を読んだので)、単純にストーリーが面白く、ユーモアがあって、逆境にめげない主人公に励まされる、読後感爽快のスカッとする話でした!