The Catcher in the Rye

The Catcher in the Rye
The Catcher in the Rye
著者:J.D. Salinger
発表年:1951
オススメ度:★★★★(一回目)
★★★★(二,三回目)
★★★★★(四回目以降)
英語難易度:★★★
読了日:2009.09.29、2013.03.25
2013.10.28、2015.05.13

あらすじ

舞台は、クリスマス前のニューヨーク、主人公、Holden Caulfieldが、Pencey Prepという、寮制の私立学校を退学させられ、寮を飛び出してから、実家に戻るまで、ニューヨークを放浪する3日間が描かれる、有名な邦題「ライ麦畑でつかまえて」の原作です。

私の感想、レビュー

(一回目読了時、2009.09.29)

いままでは辞書を引きながら、読んでいたのですが、この本から辞書を引かずに、読むことにしました。
まだまだ、100%楽しんでいるとは言えませんが、辞書なしでも「なんとか」楽しめるレベルになってきました。

英語は、児童書のように簡単というわけではありませんが、めちゃくちゃ難しいわけでもなく、英検準1級くらいの実力があれば、楽しめるのではないかと思います。

個人的には、フィービーがお気に入りです。
あまり書いてしまうとネタバレになってしまうため、あえて書きませんが、本作は、厭世的な主人公に感情移入出来て、私の大好きな本です!

私の感想、レビュー

(二回目読了時、2013.03.25)

この、「ライ麦畑でつかまえて」は、私のお気に入りの本で、しかも、はじめて、辞書を引かずに読むことにした、洋書です。

2009年の09月29日に、読み終えた時は、辞書なしでも「なんとか」楽しめるレベルだったのですが、あれから、約3年半経て、今では、分からない所が、かなり少なくなって、前回よりも遥かに楽しめるようになった自分に気が付きました!

これも、アンチ・バベルの塔と、英検1級の語彙練習問題集を自分で作っている事、そして、英文解釈教室を、7ターンやったおかげだと確信しています!

約3年半で、かなり語彙が増え、読解力も大幅にアップした実感があります。
やはり、上達の実感があると嬉しいですね!

また、やっぱり私はフィービーが好きです♪
私の大好きな小説の一つです。

アメリカ文学の名作ですので、抑えておいて損はないと思いますし、人によっては、心に響く所のある、厭世的なのに、なぜか読後感が爽やかな、青春小説で、これからも、私の一生の愛読書になりそうです。

私の感想、レビュー

(三回目読了時、2013.10.28)

今年の三月に二回目を読んでから、約7ヶ月後の現在、三回目を読みました。

やっぱり最高です!
目の前に、ありありと、情景が浮かんできて、とにかく、世界観に惹き込まれます。
特に、フィービーが、相変わらず可愛くて、私は大好きです。

また、三回目ですので、前、気付かなかった事も、気付けるようになってきて、それも、再読の醍醐味だと思います。
前は笑えなかったというか、面白さが分からなかったけど、今回読んでみて、結構、笑ってしまう所がたくさんありました。

主人公、Holdenの、何とも言えない語り口と、シニカルなユーモアが、とても魅力的で、時々、無性に読みたくなる、私にって、最高の青春小説です! 愛読書になりそうです。

私の感想、レビュー

(四回目読了時、2015.05.13)

1年半くらい前に読んだきり、ずっと読んでいなかった本作ですが、また無性に読みたくなって、この度、4回目を読み終えました。
感想は、最高!の一言です笑

彼の言う「phony」とは、「社会や世間に媚を売るような、または人から良く思われたいという自意識から出た、わざとらしい言動や行動」のことのように思います。
そして、多くの人間がそのように振る舞う社会の胡散臭さがイヤで、でも、自分の中にもそういったものがあり、それを無くしたいのに無くすことができない苛立ちみたいなものが伝わってきます。

そのような風潮に、周りの連中は気付かず、何の疑問も抱かずに言いなりになっているのに対し、感受性の強い主人公、Holdenは、それに気付き、何とか抵抗したいけど、集団に対して個人は無力で、どうしていいか分からないという、哀しみと自分の無力感みたいなものが伝わってきて、非常に共感できます。

世間では、大人の言いなりになる子や、大人の考えの枠から飛躍しようとしない子が「いい子」であり、自分の意思を堂々と主張したり、個性的な考え方や行動をする子を「悪い子」というレッテルをはりがちである。けれども私は逆だ。世間でいう「悪い子」に期待している。なぜなら、そういう子どもこそ、個性にあふれ、可能性に満ちた、本当の意味の「いい子」だからである。
By 本田宗一郎

本当に、Holdenは、この言葉通りの、めっちゃ良い奴で、時々、無性に会いたくなるようなキャラクターです。
また、私は、Holdenとともに、妹のPhoebeも、めちゃくちゃ好きで、特に、スーツケースを引いてくるシーンは、何とも、心温まります。