The Adventure of the Christmas Pudding

The Adventure of the Christmas Pudding: A Hercule Poirot Short Story (Hercule Poirot Series)
The Adventure of the Christmas Pudding
著者:Agatha Christie
発表年:1960
オススメ度:★★★★
英語難易度:★★★
読了日:2017.12.17

あらすじ

クリスマスの近いある日、ポアロは、盗まれたルビーを取り返して欲しいとの依頼を受け、イギリスの田舎にある、Kings Laceyという邸宅へ。
そこで・・・

私の感想、レビュー

最近、クリスマスが近いこともあり、クリスマスが舞台の本を読みたいなあ、と探していたところ、見つけたのが、この「クリスマス・プディングの冒険」。

さっそく読んでみまして、キンドル版の、一つの短編作品なのですが、とても楽しめました!

面白かったのが、この時代でも「The girls nowadays...(最近の若い娘は・・・)」と、Mrs.Rossがぼやくシーンがあることで(この作品は、最初は「Christmas Adventure」として、1923年に発表されたものの、改訂版です)、1920年代のイギリスでも、こんなことが言われているのが、笑えました。

1920年代に、20代前後だとすると、いまなら、120歳前後のおばあちゃんですが、若い頃は、上の世代から、このように言われていたのだなあと思うと、ジェネレーションギャップといいますか、上の世代が、下の世代を憂いたり、年配の方が、自分の時代に無かった新しいものを毛嫌いするのは、万国共通、今に始まったことではないのだなあと、しみじみ思いました。笑

ちなみに、英語は、そんなに難しくなく、英検準1級くらいの実力があれば、辞書なしで、十分楽しめると思います。

古き良き英国の伝統的なクリスマスの雰囲気が味わえて、シリアスな本格推理物とは違い、雪の降るホワイトクリスマスの描写や、楽しそうな食事のシーン、お茶目な子供たちとポアロとのやり取りなど、ほっこり心温まる作品です。

英語も比較的読みやすく、短編ですので読み切るのにそんなに時間もかからないので、ちょうどクリスマス時期に、何かクリスマスが舞台の話を読みたい!という方に、ピッタリの作品だと思います。