Parker Pyne Investigates

Parker Pyne Investigates (Agatha Christie Collection)
Parker Pyne Investigates
著者:Agatha Christie
発表年:1934
オススメ度:★★★
英語難易度:★★★
読了日:2018.06.02

あらすじ

「Are you happy? If not, consult Mr. Parker Pyne.」

このような広告を新聞に載せるのは、幸せカウンセラー、パーカー・パイン。
彼のロンドンのオフィスに相談に来る者たち、そして、彼の休暇先で彼が巻き込まれる事件など、14の話を収めた短編集。

私が読んだ、キンドル版は、以下の順に、収録されています。

私の感想、レビュー

ポアロでも、ミス・マープルでもない、アガサ・クリスティの生んだ、もう一人の、名探偵、パーカー・パインものの短編集です。

前半は、ロンドンのオフィスで依頼を受ける話で、比較的、軽いタッチの作品が多いのですが、後半以降は、彼が休暇先で巻き込まれる、殺人、詐欺、強盗、などなどの事件の解決の話です。

読んでみて、私としては、好きな話、面白かった話が多かったのですが、あまり面白くなかった話が、少し混ざっていて、5点満点中、3点といった感じです。

私だけかもしれませんが、短編集は、一つでも、あまり面白くない話が入っていると、全体のイメージも、あまり良くなくなってしまうのが難点です、

ただ、つまらなかったわけではなく、好きな話、面白かった話も、たくさんありました!

I suggested the simplest way because in my long experience I have always found it the best. It avoids unlooked-for complications.

Human troubles are easily classified into a few main heads. There is ill health. There is boredom. There are wives who are in trouble over their husbands. There are husbands who are in trouble over their wives.

英語に関しては、クリスティの作品は、あまり難しい単語は出てこなくて、平易なものが多いのですが、この作品は、他の作品と比べると、結構、難しい単語が多く出てきたような気がします。

クリスティの本格的な長編ミステリーを読んできた方には、少し物足りなく感じるかもしれませんが、それでも、面白い話もたくさんあって、ネタバレになってしまうといけないので、詳しくは書きませんが、特に「The Case of the Rich Woman」は、オススメです!

ちなみに、まえがきで、クリスティ本人も、「The Case of the Discontented Husband」と「The Case of the Rich Woman」が、お気に入りと言っています。