Of Mice and Men

Of Mice and Men
Of Mice and Men
著者:John Steinbeck
発表年:1937
オススメ度:★★★★★
英語難易度:★★★
読了日:2016.06.05

あらすじ

舞台は、世界恐慌時代のアメリカ、カリフォルニア。
小柄だがしっかり者のGeorgeと、知恵遅れだが大男のLennie。
移動農場労働者であり、ずっと行動を共にしてきた二人は親友。
何やら、前の職場を追われてきた様子だが、将来は、農場主になることを夢見る彼ら。
そして、次の職場で・・・

私の感想、レビュー

この「二十日鼠と人間」は、ずいぶん前から、読みたいと思っていた作品で、この度初めて読んでみました。

感想は、本当に素晴らしい!の一言です。
読み終わったばっかりなのに、既に、また読みたくなり、評価は、久しぶりの、星5点満点です!

Lennieのせいで、トラブル続きのGeorge。
ですが、この知恵遅れの親友を放っておけず、面倒を起こす度に、かばってあげる彼。
Lennieも、そんなGeorgeのことが大好き。
この二人の友情の描かれ方は、素晴らしかったです。

また、East of Eden(エデンの東)を読んだ時も思いましたが、スタインベックは、本当に、風景描写が綺麗で、目の前にアメリカの大自然が広がってくるようです。

英語は、特に、お硬い単語がたくさん出てくるわけではないのですが、スラングのオンパレードで、少し難しく感じました。

あと、「whatta I got」「alla time」などなど、セリフは、「phonetic」に綴られていて、慣れるまで読みづらく感じるかもしれません。

「夢」に関しては、賛否、様々な意見を聞きます。
「夢を持つことが大切」と言った意見と、「夢なんか持たない方がいい」といった意見。

私は、両者とも一理あると思うのですが、この作品はまさに、「夢を持つ」ということのメリットとデメリットについて考えさせられるものでした。

また、最後、あの行動をとったあの人は、どんな気持ちだったのか、悲しくも心に響く、何度も読み返したくなる、素晴らしい作品だと思いました。