Franny and Zooey

Franny and Zooey
Franny and Zooey
著者:J.D. Salinger
発表年:1961
オススメ度:★★(1回目)
★★★(2回目)
★★★★(3回目)
★★★★★(4回目以降)
英語難易度:★★★
読了日:2012.09.16、2013.07.01
2013.08.26、2014.01.22
2014.10.02

あらすじ

「Franny」と「Zooey」の二編からなります。

「Franny」では、1955年11月のある土曜日の午前中、ボーイフレンドのLaneと待ち合わせして、Frannyが、食事をするシーンが描かれますが、Frannyは、Laneを始め、周囲の人間にうんざりしている状態で、物語が進みます。

「Zooey」では、その翌週の月曜日、最初は、風呂に入っている、Frannyの兄、Zooeyに、母親の、Bessieが、家に帰ってきた、Frannyの精神状態が心配などと話しかけ、その後、風呂から出た、Zooeyは、エゴや俗物だらけの、世の中にうんざりしているFrannyと話をし、妹、Frannyと、兄、Zooeyの会話が続きます。

私の感想、レビュー

(一回目読了時、2012.09.16)

これは、私にとって、2冊目のサリンジャーです。
感想は、「単語むずい!内容むずい!よくわからん!」です笑
おおまかなストーリーは、なんとかついていけましたが、会話の内容は、良く分からないことだらけです。

「Nine Stories」のほうを先に読んでおけば、もっと理解できたかもしれません。
ただ、また何度も読み返したくなる感じはさすがです!

約3年前に、「ライ麦畑でつかまえて」を読んだ時も、「これは何度も読みなおしたい!」と強く思いました。
オススメ度は、今の私には、難くて、内容があまり分からなかったので、★2つにしました。
2度目、3度目と読み返すうちに、内容が分かるようになって、そうしたら、オススメ度が上がっていくかもしれません。

私の感想、レビュー

(二回目読了時、2013.07.01)

2012年09月16日に、最初に読んだ時は、意味が分からず、全然楽しめなかったのですが、約1年後の、今、読んでみた所、かなり楽しめました!

二回目である事、グラース家の概要を把握した事、そして、この一年間で、語彙力や読解力が伸びた事もあって、いまでは、かなり理解度があがりました!

やっぱり、上達の実感があると嬉しいです!
自分との向き合い方が、禅や、東洋思想、宗教、哲学を通して語られる、とても興味深い作品だと思います。

何度も読み返したい本、考えさせられる本です!

私の感想、レビュー

(三回目読了時、2013.08.26)

先月に読んだばかりですが、また読みたくなって、読みました!
読めば読むほど味が出る、最高の作品だと思います。
一回目より二回目、二回目より三回目のほうが、理解できる部分が増えてきて、楽しめる部分も増え、最高です。
今、読んだばかりなのに、もう、また読みたくなっています!

私は、フラニーが好きです!
「the Fat Lady」は、一生忘れられない言葉ですね。
やる気が起きない時、全てが無意味に思える時、人生が嫌になった時などに、何が神で、何が愛で、どう生きるべきなのか、悟りのような、大事なことを思い出させてくれる、これからも、何度も繰り返し読み返したい、最高の作品です!

私の感想、レビュー

(四回目読了時、2014.01.22)

2013年までに三回読みましたが、年が明けて、2014年になり、四回目を読みました。
本当に、読めば読むほど、味が出て、前は理解できなかったところが、わかるようになり、内容も素晴らしく、私の大好きな本です!

最初に読んだ時は、星2点(★★)の評価でしたが、今では、この作品は、私の中で、星5点満点(★★★★★)になってしまいました!

このように、最初読んだ時は、その良さが理解できなかった作品も、何度も読み返しているうちに、その良さが理解できるようになってくるので、それも、再読の素晴らしいところだと思います。

また、最初に読んだ時は、内容だけでなく、英語的にも、よくわからなかったのですが、いまなら、かなり理解できるようになったので、自分の読解力、英語力が、確実にアップしていることの嬉しさも、再読するおかげで味わえます!

ただ、英語は、難しい単語も結構出てきますし、背景知識がなければ何のことかわからない固有名詞なども、たくさん出てきます。
内容も、深いので、一筋縄ではいかない作品でもあると思います。
私も、まだ完全に、理解できているわけではありませんので、これからも、何度も、読み返していこうと思っています。

私は、今回、読んで、この作品は、色々な捉え方のできる本だと思いました。
西洋人が描いた東洋思想の本、精神の幸福についての本、宗教哲学に関する本、青春小説、家族愛の物語、などなど、色々な捉え方ができます。
早熟で天才児である二人の若者の、世間との葛藤と、心の成長が描かれていています。

やっぱり、私は、フラニーが大好きです!
内容も、本当に素晴らしく、特に、落ち込んでいる時や、やる気が起きない時、などに読むと、神とは何か、何を大切にするべきか、大事なことを思い出させてくれ、気持ちが楽になる、何とも心温まる最高の本です!

私の感想、レビュー

(五回目読了時、2014.10.02)

今まで4回読んでいた本作ですが、今回で、5回目を読み終わりました。

本当に、何度読んでも面白いです!
読むたびに理解度が増し、読めば読むほど味が出る本です。

自分と宇宙が一体になるとはどういうことか、「神」とは何のことか、などなど、大切なことを思い出させてくれます。

また、家族愛の物語としても、面白く、実際、後編にあたる「Zooey」の冒頭で、Buddyが、「これは、神秘主義的な宗教の話ではなく、家族の愛の物語である」というようなことを言っています。
本当に、この、Glass一家の人物達は、非常に魅力的で、彼らのことを、ずっと観ていたくなります!

登場人物リスト(Glass一家)

以下は、Glass一家の概要です。

● Les(父)
● Bessie(母)
(本作に登場)
● Seymour(長男)
Nine Stories、「A Perfect Day for Bananafish」に登場)
● Buddy(次男)
Raise High the Roof Beam, Carpenters and Seymourに登場、本作「Zooey」の語り手としても登場)
● Boo Boo(長女)
Nine Stories、「Down at the Dinghy」に登場)
● Walt(三男)Waker(四男)(この二人は双子)
Nine Stories、「Uncle Wiggily in Connecticut」に、Walt登場(会話の中のみ))
● Zooey(五男)
(本作の主人公)
● Franny(次女)
(本作の主人公)