Four Great Tragedies

Four Great Tragedies: Hamlet; Macbeth; King Lear; Othello (Signet Classic Shakespeare)
Four Great Tragedies: Hamlet, Othello, King Lear, Macbeth
著者:William Shakespeare
発表年:1603〜1623
オススメ度:★★★★★
英語難易度:★★★★★
読了日:2014.05.12

あらすじ

ハムレット(1603)

王である父が亡くなってすぐ、王妃である母は、父の弟(ハムレットの叔父)と再婚します。そのことで悩む、デンマークの王子、ハムレットは、ある日、父の亡霊が城に出るという噂を耳にし、それを自分でも確かめます。すると、その父の幽霊は、「弟(ハムレットの叔父)が、妻(ハムレットの母)と結婚するために、私を殺した」とハムレットに告げます。そして、ハムレットは、復讐を誓いますが・・・

オセロ(1622)

ムーア人のオセロは、デズデモーナという女性と駆け落ちします。ところが、副官の座を、自分ではなく、キャシオーに、与えた、オセロのことを憎んでいる、旗手イアーゴは、オセロとキャシオーを陥れるために、策を講じ、デズデモーナとキャシオーの不貞を、オセロにほのめかします。オセロは、それを信じてしまい・・・

リア王(1608)

王を退位するにあたり、リアは、3人の娘に国を与えることにしますが、末娘コーディリアの発言に激怒し、コーディリアを勘当し、長女ゴネリルと次女リーガンに、国を譲ります。しかし、リアは、その二人の娘に、国から追放されてしまいます。末娘コーディリアは、勘当されても、そんな父を助けようと、行動しますが・・・

マクベス(1623)

スコットランドの将軍、マクベスと、バンクォーは、戦争に勝利した帰り、荒野で3人の魔女に出会います。そこで、「マクベスは、将来、コーダー(スコットランドの村)の領主、そして、いずれ、王になる」と予言を受けます。その予言の通り、マクベスは、コーダーの領主になり、その旨を夫人に手紙で伝えます。喜んだ夫人は、夫マクベスと、スコットランドの王、ダンカンを暗殺して、王位を乗っ取る計画を立てますが・・・

私の感想、レビュー

シェイクスピアの4大悲劇、ハムレット、オセロ、リア王、マクベスを、読んでの感想ですが、まず、英語が難しくて、ほとんどわかりませんでした笑
ギリギリ、あらすじを、掴めるか掴めないか、程度で、いままで読んだ中でも、ダントツで、もっとも英語が難しい作品です。

ただ、それもそのはず、発表されたのは、1600年前後で、日本でいうと、江戸幕府が、1603年ですので、ちょうど、江戸時代が、始まるくらいの頃に、書かれた作品です。
このころの日本語なんて、現代人が読んでもさっぱりわからないと思います。
その点、難しいですが、今読んでも、日本語と比べると、英語は、まだわかるところも多いです。

ただ、こんなに難しくて、こんなに分からないところだらけなのに、こんなにも惹き込まれるのは、「さすが、シェイクスピア!」という感じです。
展開の面白さと言い、心理描写の素晴らしさと言い、「最高の文学」と言われているのが分かります。
評価は、文句なしの、5点満点(★★★★★)です。
ただし、英語の難しさも、5点満点(★★★★★)です笑

また、この、シェイクスピアの4大悲劇は、色々なところで、引用、言及、されますので、知っていると、より楽しめることが増えると思います。

ハムレットの有名なセリフ、「To be or not to be, that is the question.」、
ハムレットの頭蓋骨のシーン、
ミレーのオフィーリア、
黒人のオセロと白人のデズデモーナの、黒白が由来になっている、オセロゲーム、
デズデモーナのハンカチ、
Anna Kareninaでも、Levinが、リア王をもとにしたオーケストラのコンサートを観に行くシーンがあり、
マクベスに出てくる、有名なせりふ、「マクベスは眠りを殺した」、

などなど、この4大悲劇の、有名なシーンやセリフは、至るところで、言及、引用されますので、これを、知らないのと、知っているのでは、やはり、違うと思います。

私は、今は、自分の実力不足で、わからないところだらけですが、この4大悲劇は、これからも、何度も読んで、楽しんでいきたい、一生モノの作品です!