Anna Karenina

Anna Karenina (Wordsworth Classics)
Anna Karenina
著者:Leo Tolstoy
発表年:1877
オススメ度:★★★★
英語難易度:★★★
読了日:2014.03.02

あらすじ

舞台は、1870年代のロシアです。
政府の役人、Oblonslyと、その妻、Dolly。
Oblonsyの妹、Annaと、その夫、Karenin。
Dollyの妹、Kittyと、Kittyに、好意を寄せる、Vronskyと、Levin。
これらの登場人物をメインとした、壮大な人間ドラマが描かれます。

私の感想、レビュー

(Louise & Aylmer Maude訳)

これは、さすが名作という感じで、引き込まれました!
とにかく、心理描写がすごいです!
政治や社会について、登場人物が議論をするシーンが、結構出てきて、それらが、唯一、退屈に感じてしまいましたが、他は、とても面白かったです。

保守的な上流社会のしがらみの中で葛藤して生きる、登場人物たちと、その心理描写が、とても細かく描かれています。
そのせいか、登場人物が、非常にリアルで、ページ数が多いのに、一気に、読んでしまいました。

恋愛と、それにまつわる心理描写が、特に、切なさ、疑い、不安、羞恥、嫉妬、などなどの、感情が、非常に、濃く描かれています。
また他にも、農業や狩りのシーン、その風景描写、など、すべての描写が美しく、本当に、魅力的な作品だと思います。
チョークで頭文字だけを書くシーンや、生きる意味について考察するシーンなども、とても、印象的でした。

英語は、難しい単語は、そんなに出てきません。(原書はロシア語です)
一つの文章が長いものが多いので、そこが、すこし、読みにくく感じるかもしれませんが、メインのストーリーを楽しむのは、そんなに難しくないと思います。