A Man Without a Country

A Man without a Country
A Man without a Country
著者:Kurt Vonnegut
発表年:2005
オススメ度:★★★★★
英語難易度:★★★
読了日:2017.06.24

あらすじ

「猫のゆりかご」「スローターハウス5」などで有名な、カート・ヴォネガット、晩年のエッセイ集。

私の感想、レビュー

私は、今まで、エッセイはあまり読んでこなかったのですが、最近、なんだか、エッセイを読んでみたい気分で、この作品、ヴォネガットの「国のない男」を読んでみました。

感想は、素晴らしい!の一言で、オススメ度の評価は(というより、私が楽しめた度ですが笑)、星5点満点です!

ヴォネガットは、小説よりエッセイのほうが面白い!とすら思いました。

といっても、私は、「Cat's Cradle」「Slapstick, or Lonesome No More!」「Slaughterhouse-Five」の3作品しか読んでいませんが笑

ゆっくりのんびり読もうと思っていたのに、面白くて、文量も少ないため、一日で一気に読んでしまいました!

英語は、ところどころ難しい単語や、日本人にはあまり馴染みがないスラングが出てきてくるので、少し難しく感じるところもありますが、英検1級くらいの実力があれば、十分楽しめると思います。

A husband, a wife, and some kids is not a family; it's a terribly vulnerable survival unit.

That war only made billionaires out of millionaires. Today's war is making trillionaires out of billionaires. Now I call that progress.

We humanists try to behave as decently, as fairly, and as honorably as we can without any expectation of rewards or punishments in an afterlife.

if you make use of the vast fund of knowledge now available to educated persons, you are going to be lonesome as hell.

終始、アメリカ社会、政治、科学万能主義、人類を、皮肉っているのですが、これが、ちっともイヤ味がなく、ユーモアがあって笑え所も多々あり、むしろ、彼の博愛的なところが伝わって来て、読み終わったばかりなのに、またすぐ読み返したくなる、最高のエッセイ集です♪