情婦

情婦 [DVD]
原題:Witness for the Prosecution
公開:1957
時間:116分
鑑賞日:2015.04.11
ストーリーの面白さ:★★★★
映像や音楽の美しさ:★★★★
作品の世界観の良さ:★★★★
心が動かされること:★★★★
非日常的刺激スリル:★★★★

私のオススメ度:★★★★
英語難易度:★★★

あらすじ

ウィルフリッド・ロバーツは、望みのないケースを任せたら、右に出るものはいない、やり手の弁護士。
そんな彼は、少し前に心臓発作を起こすも、退院というか、病院を追い出され、事務所に復帰したばかり。
事務所復帰早々、エミリー・ジェイン・フレンチという、資産家の女性が撲殺され、現場に居合わせたとされる、今にも逮捕直前のレナード・ヴォールが、ウィルフリッドのもとへ、依頼にやってくる。
そこへ、警察がやってきて、レナードを逮捕、ウィルフリッドは、レナードの弁護に乗り出すが・・・

私の感想、レビュー

原作は、アガサ・クリスティの短編小説「The Witness for the Prosecution」で、私は未読のまま、この映画を観ました。
感想は、めっちゃ面白かった!です笑

The management of this theatre suggests that for the greater entertainment of your friends who have not yet seen the picture, you will not divulge, to anyone, the secret of the ending of Witness for the Prosecution.

作品の最後に、上記のようなナレーションが入る、何とも粋な映画です!
こういった配慮と言い、ナレーションの声のトーンと言い、アメリカ人って、こういう所が本当に素晴らしいなあと思います。

ですので、ネタバレにならないように、あまり内容については書けませんが、手に汗握る展開、どんでん返し、あっと驚く結末、などなど、とにかくストーリーが面白く、特に怒涛のクライマックスに、時間を忘れて、見入ってしまいました。

弁護士ウィルフレッドといい、被告の妻クリスティーンといい、被告レナードといい、看護師ミス・プリムソルといい、被害者宅の家政婦ジャネットといい、役者陣の演技も本当に素晴らしくて、観る者を物語の中へ引き込む力があります。

DVDのジャケットは、デジタル着色しているのか分かりませんが、本編はモノクロで、映像と言い、音楽と言い、作品の世界観と言い、昔の映画の、レトロな雰囲気というか、アンティーク感が、これまた良かったです。

英語は、意外と聞き取りやすかった印象です。
イングランドが舞台で、ドイツ訛りなどが出てきて、早口のシーンもありますが、発音は明瞭で、スラングなどもあまり出てこず、私は、英語字幕で観ましたが、字幕が無くても、ほとんど聞き取れました。

法廷ものなので、少し、難しい単語が出てきますが、英検1級くらいの実力があれば、字幕なしで十分楽しめるレベルだと思います。
barrister(法廷弁護士)と、solicitor(事務弁護士)の違いなど、英語学習的にも面白いシーンがいくつかあります。

とにかく、何度も驚かされるプロットが素晴らしくて、ストーリーが面白く、特にクライマックスは、目が離せない、最高の映画でした!