ミスト

ミスト コレクターズ・エディション [DVD]
原題:The Mist
公開:2007
時間:125分
鑑賞日:2015.09.18
ストーリーの面白さ:★★★
映像や音楽の美しさ:★★
作品の世界観の良さ:★★
心が動かされること:★★★★
非日常的刺激スリル:★★★★

私のオススメ度:★★★
英語難易度:★★

※ R15指定、暴力・殺人描写あり

あらすじ

木があちこち倒れ、家の窓を破ったり、ボート小屋が下敷きになったり、大変な嵐に見舞われた。
翌朝、デヴィッドは、息子のビリー、隣に住むノートンらと、買い出しに、近所のスーパーマーケットへ。
何やら街の様子がおかしく、軍が出動、パトカーや救急車のサイレンが鳴り響き、辺りは、霧に包まれる。
そして、買い物をしていると、突然、鼻血を出した一人の男が、「霧の中に何かがいる」と叫び、逃げ込んできた。
買い物客らは、店内に閉じこもるが・・・

私の感想、レビュー

本作は、私は、もっと現実的なサスペンスだと思っていたのですが、大枠の設定が、非現実的で、SFというか、ファンタジー色が濃く、私は、SFやファンタジーものが、あまり得意でないので、正直、大枠の設定はイマイチな印象です。
また、映像も、CG丸出しで、最初の倉庫のシーンで、冷めてしまったところがありました。

ただ、この作品の素晴らしさは、メインの謎やCGではなく、田舎の、スーパーマーケットに閉じ込められた、閉鎖された空間で、恐怖に駆られた、人間という生き物の様子の描かれ方だと思います。

観ていて、何と言うか、罪悪感を煽って、恐怖で支配するのが、洗脳の基本であること、恐れを煽って、一定の行動に促すのが、マインドコントロールの基本だということを、再認識させられたような気がします。

特に、旧約聖書を片手に持つ、カーモディ役の、マーシャ・ゲイ・ハーデンという女優さんの演技が素晴らしくて、惹き込まれるものがありました。

英語は、そんなに難しくありません。
難しい単語や聞き慣れないスラングもほとんど出てこなかった印象で、アクセントも、標準のアメリカンアクセント、発音も明瞭、話すスピードもそんなに速くないので、リスニング力の低い私でも、ほとんど、楽に聞き取れるレベルです。

ちなみに、「hick」は「田舎者」という意味で、「disapproving」な単語で、この映画でも、言われた側は、怒っています笑

私としては、大枠の設定は、イマイチな印象でしたが、ストーリーは普通に面白く、前述の通り、恐怖に駆られた人間という生き物の描かれ方がリアルで、ネタバレになってしまうといけないので、詳しくは書きませんが、特にラストシーンは、秀逸です!