英国王のスピーチ

英国王のスピーチ スタンダード・エディション [DVD]
原題:The King's Speech
公開:2010
時間:118分
鑑賞日:2015.10.19
ストーリーの面白さ:★★★★
映像や音楽の美しさ:★★★★★
作品の世界観の良さ:★★★★
心が動かされること:★★★★
非日常的刺激スリル:★★★

私のオススメ度:★★★★
英語難易度:★★★

あらすじ

舞台は、1930年代、イギリス。
吃音症(どもり)に悩んだ、国王ジョージ6世が、オーストラリア人の言語療法士、ライオネル・ローグの助けの元、長年のコンプレックスであり障害を克服していく過程が描かれる史実。

私の感想、レビュー

ちょっと前から、話題になっていたこの作品、この度初めて観てみました。
感想は、単純に、面白かった!です笑

ストーリーも、飽きることなく、最後まで見入ってしまい、最初に流れるテ ーマ曲?も、いい感じで、ほかに、モーツァルトのクラリネット協奏曲が流れたり、音楽が良く、王宮のインテリアや当時のファッションが魅力的で、そういう意味で、映像も、とても綺麗でした。

そして、何と言っても、「スピーチ」がテーマですので、英語学習的に、とても興味深い所がありました。

ジェフリー・ラッシュ演じる、言語療法士、ライオネル・ローグが、シェイクスピアの朗読をするところや、コリン・ファース演じる、国王が発声の練習をしているところ、また、彼が途中で放つ「the F-word」が爆笑もので笑、語学的にも、とても面白かったです。

ただ、英語のリスニング難易度は、少し難しめな印象でした。

私のリスニング力が低すぎるせいか、私がブリティッシュアクセントになれていないせいか、イギリスの映画ですので、まず、イギリス英語が聞き取りにくく感じ、また、シェイクスピアの文章や、戴冠式(coronation)の原稿、王宮の伝統や政治に関する事は、少し難しめな単語が出てきます。

例えば、SVLレベル12の「abdicate」という単語が出てきますが、これは、以下のような意味で、「Cambridge Advanced Learner's Dictionary - 4th Edition 」では、この映画にドンピシャの以下のような例文が載っています。(以下英文、Cambridge Advanced Learner's Dictionary 4th Edition より引用)

If a king or queen abdicates, he or she makes a formal statement that he or she no longer wants to be king or queen

King Edward VIII abdicated (the British throne) in 1936.

ただ、難しすぎるというわけでもなく、英検1級のリスニングで高得点が取れるような人なら、字幕なしで、問題なく楽しめるレベルだと思います。

どもりの矯正、スピーチの練習という、比較的、地味なテーマではありますが、これが面白くて、上記の通り、英語学習者にとっては、とても興味深い作品だと思います。