ハムレット

メル・ギブソン ハムレット [DVD]
原題:Hamlet
公開:1990
時間:134分
鑑賞日:2016.06.11
ストーリーの面白さ:★★★★
映像や音楽の美しさ:★★★★
作品の世界観の良さ:★★★★
心が動かされること:★★★★
非日常的刺激スリル:★★★★

私のオススメ度:★★★★
英語難易度:★★★★★

あらすじ

デンマークの王が死に、死後まだ間もないというのに、王妃は、亡き夫の弟と、すぐに再婚。
そのことに苦しむ、亡き前王と王妃の間の息子、ハムレットであったが、ある日、そんな彼の前に、なんと、父の亡霊が・・・

私の感想、レビュー

シェイクスピアの代表作「ハムレット」、私は、原作を読んだのが、約2年前で、この度、はじめて、映画版を観てみました。
感想は、素晴らしい!の一言です笑

私が観たのは、1990年版で、メル・ギブソン主演のものですが、とにかく、メル・ギブソンの演技が素晴らしかったです。
確かに、こんなシーン、原作にあったかなあ、と思う所もあったり、だったら、オフィーリアの有名なシーンは、アップがあった方が、などとも思いましたが、それでも、本当に、王宮や衣装、世界観が魅力的で、他の役者さんたちの熱演も、見どころです。

ただし、英語は、難易度MAX!笑

原作を読んだことがある方なら、分かると思いますが、この作品は、1603年に発表されたとのことで、400年以上も前の英語ですので、現代のものとは、語義や語順が、かなり違っていて、ネイティヴですら、シェイクスピアは難しくて良く分からない、と聞きます。

非ネイティヴの私たちにとっては尚更ですね笑

さらに、ハムレット役のメル・ギブソン、王妃ガートルード役のグレン・クローズは、アメリカ人ですが、ブリティッシュアクセントで話すので、慣れていない私には、余計聞き取りづらく感じました。

それでも、難しいながらも、語学的にとっても興味深い作品で、
「Frailty, thy name is woman.」
「To be, or not to be, that is the question.」
「there’s the rub」
「Get thee to a nunnery.」
などなど、有名なセリフが、多数あり、名言の宝庫です。

「Neither a borrower nor a lender be; For loan oft loses both itself and friend, And borrowing dulls the edge of husbandry.」
という、三島由紀夫の「金閣寺」で出てきたものなどもあって、至る所で、この作品からセリフが引用・言及されていますので、背景知識としても、重要だと思います。

「ハムレット」に限らずですが、「原作を読むのはちょっと・・・、でも知っておきたい!」といった作品は、映画化されているものを観るのが一番だと思います!

私は、他の「ハムレット」を観ていないのですが、この作品は、そんな要望に応えてくれ、本当に惹き込まれるものがあり、最後まで飽きずに楽しめる、とっても良い映画だと思います。