ガタカ

ガタカ [DVD]
原題:Gattaca
公開:1997
時間:106分
鑑賞日:2016.04.17
ストーリーの面白さ:★★★
映像や音楽の美しさ:★★★
作品の世界観の良さ:★★★★
心が動かされること:★★★★
非日常的刺激スリル:★★★

私のオススメ度:★★★★
英語難易度:★★

※ 暴力・殺人描写あり 軽い性描写あり

あらすじ

科学によって、人間は、生まれた瞬間に、DNAを調べられ、病気のなりやすさや、才能などが分かってしまう。
ヴィンセント・アントンは、生まれつき体が弱い、「遺伝子的不適正者」として生まれたが、宇宙飛行士になる夢を捨てきれず・・・

私の感想、レビュー

私は、SFモノは、ドラえもんやドラゴンボールなど、子供の頃好きだった漫画やアニメなど、もちろん好きな作品もありますが、基本的には、どちらかというと苦手意識があり、最近、その殻を破ろうと、SFモノの、映画や小説も、進んで観たり読んだりしようと、思っていまして、この作品は、そんな経緯で、観てみました。

感想は、予想以上に、良かったです!

ストーリーも、ハラハラさせられるシーンが多くて惹きつけられ、マイケル・ナイマンの音楽も素晴らしく、特に、SFと言っても、テーマは、差別や、科学をめぐる倫理で、遺伝子操作された、エリートの挫折、優秀な遺伝子を持つ弟をより可愛がる両親と、ヴィンセントの気持ち、そして、遺伝子操作されていない子供のことを「神の子」と呼んでいるところが、何とも言えないものがありました。

ちなみに、GATTACAは、DNAの、基本塩基、guanine、adenine、thymine、cytosineの、頭文字からとっているそうで、また、DNAの基本構造というのは、どの生物も同じらしく、違うのは、その並び方で、人間は、約30億通りのパターンがあるそうです。

英語は、それほど難しくなく、リスニング力の低い私でも、ほとんど聞き取れるレベルです。

また、ガタカの館内放送で、聞き取れないところがあるなあと思っていたら、英語ではなく、エスペラント語が使われていたみたいで、これも語学好きにとっては、興味が湧くと思います。

「I'm sorry, the wind caught it.」

身分を詐称したり、ある時は暴力を振るったり、ちょっとやりすぎではないか笑、と思うところもあり、私は、個人的には、「夢をあきらめない、ヴィンセントに感動した」というような感想は抱きませんでしたが、それでも、弱者に厳しく強者に甘いこの世界で、こういった、弱者が強者に立ち向かうような話には、心動かされるものがあり、ラストシーンは素晴らしかったです!