名詞節を導く従属接続詞

名詞節というのは、文の中で、名詞の働きをする節のことです。
2つ以上の節からなる場合、文は、主節(メイン)と従属節(サブ)にわかれます。

そして、従属接続詞というのは、従属節を、主節に、くっつけたり、当てはめたりする品詞のことですが、言葉で説明されるより、例文を見たほうが早いと思います。

● Whether God exists or not depends on the definition of "God".
  神が存在するかどうかは「神」の定義による。

上の文では、「Whether God exists or not」が、名詞節になり、「whether」という接続詞で導かれ、主語になっています。
「whether 〜 not」「〜がどうか」、「God(神)」「exist(存在する)」で、「神が存在するかどうか」というかたまりが、主語になっています。
「depend on 〜」で、「〜による」、「the definition of 〜」で「〜の定義」という意味です。
上の文は、「○○ depends on the definition of "God".」が主節で「○○は、神の定義による。」という意味になります。
そして、この○○に、従属節である、名詞節「Whether God exists or not」が、入ったのが、上の文になります。

● That kissing enhances your immune system was reported.
  キスをすると免疫が高まるということが、報告された。

上の文では、「That kissing enhances your immune system」が、名詞節になり、「that」という接続詞で導かれ、主語になっています。
「That 〜」で「〜ということ」、「kissing(キスをすること)」「enhance(高める)」、「immune system(免疫)」という意味で、「キスをすると免疫が高まるということ」というかたまりが、主語になっています。
「○○ was reported.」が主節で、「○○が、報告された」で、この○○に、従属節である、名詞節「That kissing enhances your immune system」が、入ったのが、上の文になります。

こんな感じで、接続詞は、メインの文の中に、違う文を当てはめたりすることが出来ます。
上の2つの文では、「God exists or not.」も「Kissing enhances your immune system.」も、それだけで完全な文です。
違う文を、メインの文の中で節として使うために、接続詞が使われます。

また、接続詞には、「同格」と呼ばれる使われ方があります。

● I love the idea that life is for having fun.
  俺は、人生は楽しむためにある、という考えが大好きだ。

この文では、「life is for having fun」という名詞節が、接続詞「that」で導かれ、「the idea」と同格になっています。
「the idea」=「life is for having fun」という感じです。
この例では、「that」は、この「=」のような働きをしています。
「love(愛する)」、「the idea(考え)」、「life(人生)」、「A is for 〜」で「Aは、〜のため」、「have fun(楽しむ)」という意味です。

以上が、名詞節を導く接続詞の基本です。