時制の一致

時制の一致とは、従属節の時制が、主節の時制に、従うことです。
日本語で説明されても、よく分からんと思いますので、下の例文を見てください。

● I knew he was going to make it big.
  アイツが成功することを、俺は知ってたよ。

この文は、以下の2つに分けられます。

 I knew 〜.(主節)
 He was going to make it big.(従属節)

これは、アイツが成功するというのは、本来は、

 He is going to make it big.

ですが、上の文は、主節が「knew」と過去形なので、従属節も「is」を「was」と過去形にしています。
これを、時制の一致と呼びます。
では、以下の例は、どうでしょうか?

● I knew he is going to make it big.

従属節の「is」が、主節の「knew」の時制の一致を受けていません。
この場合、従属節は、現在でも、その状況が続いていることを意味します。

現在、「he is going to」ということは、現在も、「アイツ」は、まだ成功していないか、成功への階段を登っている最中ということになります。

最初の文は、今現在から見て、「he was going to」ということは、「アイツ」は、過去には、まだ成功していなかったけど、現在は、成功しているということになります。

また、以下の様な、普遍的な事実を表すときも、時制の一致を受けません。

● I knew the Earth revolves around the sun.
  私は、地球が太陽の周りを回るということは、知っていた。

以上が、時制の一致についてです。
時制を一致させるかどうかは、文脈や、その状況によって、変わってきますので、「文法」だけでなく、「状況」も考慮にいれる必要があります。