関係代名詞 5

このページでは、関係代名詞の省略について書いていきます。
先行詞の直後に、関係代名詞が来て、関係代名詞の直後に、節の中で主語となる名詞句が来るときは、関係詞節が、すぐに主節と違う節と見分けられるので、関係代名詞は省略できます。
これも、日本語で説明されても、よくわからないと思いますので、次の例文を見てみましょう!

● A little black curly hair I found in the classroom yesterday is still there.
  教室で昨日見つけた、小さな黒い縮れ毛は、今もそこにある。

この文を、2つに分けると、次のようになります。

 A little black curly hair is still there.
 I found a little black curly hair in the classroom yesterday.

「a little black curly hair」が、共通しているので、これを、1つにまとめたのが、最初の文です。
そして、「A little black curly hair」と「I」の間に、関係代名詞が省略されています。
この文を、関係代名詞を省略せずに書くと、次のようになります。

 A little black curly hair that I found in the classroom yesterday is still there.

このように、「A little black curly hair that I」は「先行詞+関係代名詞+関係詞節の主語」という構造になっています。
こうやって、「先行詞」「関係代名詞」「関係詞節の主語」が、くっついている時、関係代名詞がなくても、関係詞節の主語以下が、主節と違う節と、見分けられるので、関係代名詞を省略することが出来ます。
以下の様な例では、関係代名詞は省略できません。

● In the classroom yeasterday I found a little black curly hair which is still there.
  教室で、昨日、今もそこにある、小さな黒い縮れ毛を、見つけた。

この文は、最初の文の、主節と関係詞節を入れ替えた文です。
このように、関係代名詞のあとにすぐ関係詞節の動詞が続く場合、関係代名詞は、省略出来ません。

● A little black curly hair which yesterday I found in the classroom is still there.
  昨日、教室で見つけた、小さな黒い縮れ毛は、今もそこにある。

これは、関係詞節で、「yesterday」を前に持ってきた文です。
関係代名詞「which」のあとに、副詞などが来るとき、(この場合は「yesterday」)、関係代名詞は省略出来ません。

● In the classroom yeasterday I found a little black curly hair at which we laughed out loud.
  教室で、昨日、それで私達が爆笑した、小さな黒い縮れ毛を、見つけた。

これは「前置詞+関係代名詞」で、この場合、関係代名詞は、省略出来ません。

● I found a little black curly hair in the classroom yesterday, which I found hilarious.
  教室で、昨日、小さな黒い縮れ毛を、見つけた、マジウケた。

これは、非制限用法で、「which」は「I found a little black curly hair in the classroom yesterday」という文全体を指しています。
「教室で、昨日、小さな黒い縮れ毛を、見つけた」=「マジウケた」という意味です。
このように、非制限用法では、関係代名詞は、省略出来ません。

以上が、関係代名詞の省略についてです。
例外もありますが、基本的には、

「先行詞+関係代名詞+関係詞節の主語」がくっついていれば、関係詞節の主語以下が主節とは別の節であると、すぐに見分けがつくので、関係代名詞、無くてもいいんじゃねえ?

という感じで、覚えておけばいいと思います。