関係限定詞

このページでは、関係限定詞について、書いていきます。
日本で、「関係形容詞」と呼ばれるこの用法は、厳密には、限定詞なので、ここでは、「関係限定詞」と呼びます。
使い方は、あとに名詞を従えて、限定詞のような働きをすること以外は、他の関係代名詞や関係副詞と同じです。

● I mustered up what little courage I had and jumped off the cliff.
  僕は、なけなしの勇気を、振り絞って、崖から飛び降りた。

この文は、「what little 〜」で、「なけなしの〜」という意味になります。
「little」なしで、「what courage」なら、「持てるだけの勇気」という意味になります。

● They have experienced a lot of predicaments, during which era they have strengthened their bonds.
  彼らは多くの苦境を経験したが、その間、彼らは絆を深めた。

この、2つ目の文は、かなり固い言い方で、あまり使われていません。
「during which era」で、「その時代の間」という意味になり、「その」というのは、「They have gone through a lot of predicaments」全体を指します。

● You can learn whatever skills you need.
  必要なスキルが何であれ、あなたはそれを学ぶことができます。

この、3つ目の文は、あとに名詞が続くだけで、あとは、複合関係代名詞「whatever」の使い方と一緒です。
「whatever skills you need」で、「あなたが必要なスキル何であれ」という意味です。
「whatever you need」なら、「あなたが必要なもの何であれ」という意味になります。

● Red or Blue? You can cut whichever wire you want.
  赤か青か? どっちのコードでも、好きな方を切っていいよ。

この、最後の文も、「whatever」と使い方は一緒で、意味が、「whatever〜」で、「〜何であれ」というような意味になるのに対し、「whichever〜」は、「どっちの〜であれ」のような意味になります。
「whichever wire」で、「どちらのコードでも」という意味です。

以上が、関係限定詞です。

関係限定詞というのは、聞きなれない言葉で、日本では、「関係形容詞」とされていますが、Cambridge Advanced Learner's Dictionaryなどの、英英辞典には、この用法は、「determiner(限定詞)」として載っているので、「関係限定詞」という言葉を、あえて使ってみました。

また、英語で書かれた文法解説などを読んでいると、この用法は、「relative determiner(adjective)」と出ていることが多く感じました。

これは、日本語にすると、「関係限定詞(形容詞)」になり、「関係形容詞」のほうが、()になっていますので、「関係形容詞」とするより、「関係限定詞」のほうが、いいのではないかと思い、「関係限定詞」としてみました。