関係副詞

このページでは、関係代名詞ならぬ、関係副詞について、書いていきます。
ただ、原理は簡単で、関係代名詞は、名詞が先行詞、関係副詞は、「前置詞+名詞」の副詞句が、先行詞になる、というそれだけです。

● This is the place where he slipped on a banana peel.
  ここが、彼がバナナの皮でスベった、場所だ。

これを、2つの文に分けると次のようになります。

 This is the place.
 He slipped on a banana peel in the place.

そして、「the place」が、共通しているので、これを関係代名詞で、まとめると、次のようになります。

 This is the place in which he slipped on a banana peel.

前置詞「in」を前に出しているのがポイントです。

関係代名詞を使うと、「in the place」→「in which」、
関係副詞を使うと、「in the place」→「where」になります。

そうして、関係副詞を使って出来た文が、一番最初の文です。
2つの文を比べてみましょう!

● This is the place where he slipped on a banana peel.
● This is the place in which he slipped on a banana peel.

上の「where」は、「in the place」という副詞句が先行詞なので、関係副詞
下の「which」は、「the place」という名詞が先行詞なので、関係代名詞
が、使われています。

関係副詞は、「where」の他に、「why」「when」「how」がありますが、これも、原理は同じです。
以下に例文を、関係代名詞を使った場合と、関係副詞を使った場合の両方を並べて、挙げておきます。

● The reason for which I don't like Shiitake mushrooms is that they're not Rock 'n' Roll.
● The reason why I don't like Shiitake mushrooms is that they're not Rock 'n' Roll.
  俺がシイタケを嫌いな理由は、シイタケはロックじゃないからだ。

● It was Xmas on which we got engaged.
● It was Xmas when we got engaged.
  私達が婚約したのはクリスマスだった。

● Don't follow the way in which unhappy people live.
● Don't follow the way how unhappy people live.
  不幸な人の生き方を真似するな。

また、関係副詞には、複合関係副詞というものがあるのも、関係代名詞に、複合関係代名詞があるのと同じです。
複合関係副詞は、文全体の中で、名詞節か副詞節になります。

● Wherever you are is the place I want to be at.
  あなたがどこに居ようがあなたの居る所が、私が居たい場所だ。

● Whenever it is doesn't bother me.
  いつでも、私は構わない。

上の2つは、名詞節ですが、下の3つは、譲歩をあらわす副詞節になります。
これらは、それぞれ、「no matter when」「no matter where」「no matter how」で置き換えられます。
howeverは、上のような名詞節を作れません。

● Whenever I forget to bring a collapsible umbrella, it rains.
  折り畳み傘を持ってくるのを忘れるといつも、雨が降りやがる。

● Wherever the treasure is, I will come to get it!
  そのお宝がどこにあろうが、俺は取りに行くぞ!

● However cliché it sounds, love is the most important thing in life.
  どんなに陳腐に聞こえようが、愛が、人生で一番大切なものだ。

以上が、関係副詞についてです。