人称代名詞

人称代名詞と言うのは、その名の通り、人の名前の代わりを表す語で、「私」「彼」「彼女」「彼ら」などです。

この人称代名詞だけは、格変化をします。
名詞の格変化と言うのは、主語にになるか、目的語になるか、などで、名詞の形が変化する事です。

「いちいち変化しやがるんじゃねえよ」と思われるかもしれませんが笑、英語はまだマシです!

英語は、名詞が格変化をするのは、この、人称代名詞だけですが、ロシア語などは、ほぼ全ての名詞が、以下のような、格変化をします。

また、自分の事を、日本語では、「俺」「僕」「私」「オイラ」「吾輩」「小生」など、色々な言い方をしますが、英語では、基本的に、自分の事は、「I」だけです。

それでは、人称代名詞の格変化について、みてみましょう!

◆ 主格

主格とは、主語になる時の形で、5文型の「S(=subject)」に来る時です。
以下のようになります。

● I fart.(私は屁をこく)
● You fart.(あなたは(あなた達は)屁をこく)
● He farts.(彼は屁をこく)
● She farts.(彼女は屁をこく)
● They fart.(彼らは(彼女らは)屁をこく)

「I」は、「私は」の意味で話し手の自分だけなので、一人称単数、(この「I」だけは、常に大文字で使われます。)

「You」は、「あなたは」の意味でも、「あなた達は」の意味でも使われ、話し手と話し相手の事を指すので、二人称単数、または、二人称複数、

「He」「She」は、「彼は」「彼女は」の意味で、話し手と話し相手がいて、さらに第三者の事を指すので、三人称単数、

「They」は、「彼らは」「彼女らは」の意味で、話し手と話し相手がいて、さらに第三者の事を指し、さらに複数なので、三人称複数、

と呼ばれます。

そして、上の例文をみて、すでに気付かれた方もいると思いますが、三人称単数が主語の時、能動態現在の規則動詞には、語尾に、「s」を付けます。

能動態というのは、動詞を普通に使う時の事で、受動態というのは、「be動詞+過去分詞」で作られ、主語が何かをさせられるときの事です。
詳しくは、受動態のページを御覧ください、

「現在」というのは、文字通り、「今」の事で、英語には、「過去」「未来」「現在完了」「未来完了」などの時制があります。

規則動詞というのは、上の「fart」のように、他の多数の動詞と同じ変化をするもので、英語の動詞のほとんどが、規則動詞なので、不規則動詞を覚えれば、問題ありません。

この辺りの事は、英語に触れているうちに、自然に身についてきますので、最初は、そこまで、神経質にならなくても、大丈夫です!

◆ 所有格

続いて、所有格ですが、これは、「〜の」をあらわす形です。
以下のようになります。

● my ass(俺のケツ)
● your ass(お前のケツ)
● your asses(お前らのケツ達)
● his ass(彼のケツ)
● her ass(彼女のケツ)
● their asses(彼らの(彼女らの)ケツ達)

この、人称代名詞の所有格は、「所有限定詞」になります。
詳しくは、限定詞のページを御覧ください。

◆ 目的格

続いて、目的格ですが、これは、目的語になる時、5文型の「O(=oubject)」に来る時の形です。
以下のようになります。

● I love me.(私は私を愛している)
● I love you.(私はあなたを(あなた達を)愛している)
● I love him.(私は彼を愛している)
● I love her.(私は彼女を愛している)
● I love them.(私は彼らを(彼女らを)愛している)

◆ 所有代名詞

続いて、所有代名詞ですが、これは、「〜のもの」という意味になります。

● The world is mine.(世界は私のもの)
● The world is yours.(世界はあなたのもの(あなた達のもの))
● The world is his.(世界は彼のもの)
● The world is hers.(世界は彼女のもの)
● The world is theirs.(世界は彼らのもの(彼女らのもの))

◆ 最後に

以上、人称代名詞について、基礎的な事は、こんな感じです。
これらは、英文で、しょっちゅう出てきますので、無理に覚えようとしなくても、おそらく、自然に覚えてしまうと思います。
以下に、人称代名詞の格変化の表を載せておきます。

疑問代名詞の格変化
主格 所有格 目的格
who whose whom