疑問限定詞

ここでは、疑問限定詞について書いていきます。
疑問限定詞というのは、疑問文を作るとともに、文の中で限定詞になっているものです。

日本で「疑問形容詞」とも呼ばれますが、このサイトでは、厳密に、「限定詞」として、扱います。
Cambridge Advanced Learner's Dictionaryなどの、英英辞典を見ると、日本で「疑問形容詞」と呼ばれている、この用法は、「determiner(限定詞)」として載っているので、このサイトでは、英英辞典のほうに合わせることにしたいと思います。

● What kind of smell is it?
  どんな匂いだった?

この文は、「what」が「kind」を限定しています。
「kind」は可算名詞なのに、冠詞がついていない理由は、「what」が限定詞だからです。
一つの名詞に、限定詞は一つまでで、「what」が限定詞なので、他の限定詞をつけることが出来ないからです。
「kind of smell」で、「匂いの種類」ですが、それに、「what(何の)」がついて、「何の匂いの種類」、つまり、「どんな匂い」という意味になります。

ちなみに、感嘆文で、

 What a lovely girl she is.

のような場合には、「what」のあとに「a」が来ていますが、この「what」は、「predeterminer(前限定辞)」と呼ばれる、特殊な用法で、限定詞の前(この場合は、冠詞「a」)に置かれます。

● Which color do you want?
  どちらの色がほしいの?

この文は、「which」が「color」を限定しています。
「which color」で、「どちらの色」という意味になります。

こんな感じで、その後に、名詞が続いて、「どんな〜」「どちらの〜」という意味になる、「what」「which」を、疑問限定詞と呼びます。