共有構文

関係代名詞は、主格は、省略できないというのが原則です。
ただ、例外のないルールは無いと言われるように、これにも例外があります。
連鎖関係代名詞の用法も、その一つですが、この共有構文と呼ばれる用法も、その一つです。
(連鎖関係代名詞については、関係代名詞 8(二重限定)を御覧ください。)

● There are creatures which never grow old.
  年を取らない生き物がいる。

上のように、関係代名詞を使って、書くのが正しい英語です。
それに対し、次のような形の文があります。

● There are creatures never grow old.

この文の「creatures」は、前の「there are creatures」では主語、後の「creatures never grow old」でも、主語になっています。
最初の文の「which」を使わない形です。

最初に書きましたとおり、関係代名詞は、主格は、省略できないというのが原則です。
でも、このように、関係代名詞の主格が省略されたような文があり、これを、共有構文と呼びます。

ただし、これは、正しい英語とは言えず、無教養とみなされるようで、小説なんかで、わざと、そのキャラが、あまり教養がないことを表したいときに、使われるようです。

でも、こういう文もある、ということを、知っておくと、このような文に出くわした時に、迷わずに、「これは、共有構文とかいうやつだな」と理解できて、役に立つと思います。