副詞

副詞というのは、動詞、形容詞、副詞を修飾する品詞です。
名詞を修飾するのが形容詞、名詞以外を修飾するのが副詞です。

副詞は、5文型の文の要素、(S、V、O、C)には、なれませんので、常に、修飾語句になります。
以下のように、副詞の位置は、結構、自由がききます。

● She started singing sudddenly.
  彼女は、急に歌い出した。

この文では、「sudddenly(急に)」が副詞で、「start 〜ing(〜し始める)」という動詞を、後ろから修飾しています。
「〜し始める←急に」

● That's very funny.
  超ウケる。

この、2番目の文では、「very(超)」が、副詞で、「funny(ウケる)」という形容詞を、前から修飾しています。
「超→ウケる」

● Luckily, I have great friends.
  ラッキーな事に、俺には、最高の友達がいる。

この、3番目の文では、「luckily(ラッキーな事に)」という副詞が、「I have great friends」という文全体を、前から修飾しています。
「ラッキーな事に→俺には最高の友達がいる」

● Go home!
  家に帰れ!

この、4番目の文では、命令文で、「Go!」だけで「行け!」という意味になります。
そして、「home」という単語が、「家へ」という副詞のような働きをして、「Go」という動詞を、後ろから修飾しています。
「帰れ!←家に」

ただ、もともと「home」というのは、名詞です。
この用法は、特殊で、このように、元々は、名詞なのに、副詞のように使われる単語があります。
主に、場所や時や方法を表すものが多く、この「home」は、場所を表しています。

● She sang the song almost perfectly.
  彼女はその曲を、ほとんど完璧に、歌った。

この、5番目の文では、「almost(ほとんど)」が副詞で、「perfectly(完璧に)」という副詞を修飾しています。
「ほとんど→完璧に」

また、「perfectly」も副詞で、これは、「sing(歌う)」という動詞を、後ろから修飾しています。
「歌う←完璧に」

あと、5文型まとめにも書きましたが、副詞は、5文型の文の要素、(S、V、O、C)には、なれないというのが、とても大切ですので、覚えておいてください。

長く複雑な文に見えても、副詞を括弧でくくってみると、実は、単純な形であったりして、これが、難しく見える長文を読み解く上で、とても大事になります。
例えば、上の5番目の文の副詞を括弧でくくると、以下のようになります。

 She sang the song (almost)(perfectly).

こうしてみると、すぐに、「SVO」の第3文型であることがわかると思います。
これが、下のように、さらに、ぐちゃぐちゃ副詞がついていると、ぱっと見、わかりにくですが、副詞を括弧で括ってみると、実は、単純な形だったりするので、文を読み解く上で、副詞に注意すると、役に立つと思います。

 The other day when we went to Karaoke she with her eyes closed and both her hands holding a microphone sang the song almost perfectly like a professional singer.
 先日、カラオケに行った時、彼女は、目を閉じ、両手でマイクを握りながら、その曲を、ほとんど完璧に、プロの歌手のように、歌った。

これを、副詞の働きをするものを括弧でくくると、以下のようになり、基本は、「she sang the song」で、「SVO」の第3文型であることがわかります。

 (The other day) (when we went to Karaoke) she (with her eyes closed and both her hands holding a microphone) sang the song (almost perfectly) (like a professional singer).

ちなみに、この「The other day」も、上の4番目の例の、「home」のように、本来名詞なのに、文の中では、副詞の働きをする、特殊な語句です。