5文型まとめ

ここで、英語の構造について、重要なことを、まとめておきたいと思います。

◆ まとめ

英語は、アルファベットと呼ばれる26の文字で表される。
その文字の組み合わせで意味をもつものを単語(「I」のように一文字のこともある)と呼ぶ。
単語には、品詞と呼ばれる種類がある。

句とは、「主部と述部を持たない単語の組み合わせのこと」
節とは、「主部と述部を持つ単語の組み合わせのこと(修飾部が付く場合もあり)」
文とは、「主部と述部と修飾部からなる単語の組み合わせで、最初の文字が大文字になり、最後にピリオド「.」がついたもののこと(修飾部は無くてもOK)」

文には、文型と呼ばれる、並べ方の種類があり、それは、基本、5パターンある。

S=Subject(主語)の略
V=Verb(動詞)の略
C=Complement(補語)の略
O=Object(目的語)の略

英文の基本5パターンは以下の通り。

● 第1文型: U2 rocks! (SV)
● 第2文型: My socks smell jasmine. (SVC)
● 第3文型: She plucked a nose hair. (SVO)
● 第4文型: I wish you a merry christmas! (SVOO)
● 第5文型: I find cockroaches cute. (SVOC)

以上が、英語の構造の基礎です。

ただ、ここでもう一つ、大事な事があります。
それは、副詞は、この5文型の要素(S、V、O、C)には、なれないという事です。
名詞の働きをする語や句や節を修飾するのが形容詞で、名詞以外の語や句や節を修飾するのが副詞です。

例えば、

● Opportunities abound everywhere.
  チャンスは、そこら中に、あふれている。

では、「everywhere(そこら中に)」が、副詞で、5文型の要素(S、V、O、C)にはなれないので、上の文は、

 Opportunities abound (everywhere).
 「SV、副詞句」

になり、SVの、第1文型になります。
「Opportunity」は「チャンス」、「S abound.」で「Sが豊富に存在する。」という意味です。
では、以下の文はどうでしょうか?

● When she noticed that her fly was wide open, she smiled in a nonchalant manner.
  チャック全開なことに気付いた時、彼女は、涼しく微笑んだ。

この文の、副詞の働きをする部分を括弧でくくると、以下のようになります。

 (When she noticed that her fly was wide open,) she smiled (in a nonchalant manner).

(When she noticed that her fly was wide open,)は、副詞節になります。
(in a nonchalant manner)は、前置詞「in」から始まる前置詞句で、前置詞句は、基本的に、形容詞句と、副詞句のいずれかになり、この場合は、「smiled」という動詞を修飾しているので、副詞句になります。

ですので上の文は、「副詞節、SV、副詞句」になり、副詞は、5文型の要素(S、V、O、C)にはなれないので、SVの、第一文型になります。
この、「副詞は、5文型の要素(S、V、O、C)になれない」というのは、英文を、特に、複雑な長文を読みとく上で、非常に重要ですので、覚えておいてください。

語句はそれぞれ、「notice(気付く)」「fly(社会の窓)」「wide(おもいっきり)」「open(開いている)」「smile(微笑む)」「nonchalant(気にしてない)」「manner(態度)」というような意味です。