努力せずに英語は出来るようになるのか?

今日は、「努力せずに英語は出来るようになるのか?」ということを書きたいと思います。
巷では、「努力せずに、英語が出来るようになった」というような教材が、たくさんあり、色々な議論があると思います。
良く話題になる事ですし、気になっている人も多いと思います。

ではまず、私の結論から、答えは、「YES」です!
努力せずに英語が出来るようになることはありえます。

それでは、理由です。
それは、「ある行為を努力なしにすることは可能だから」です。

どういう事かと言うと、例えば、貧乏ゆすりが癖になっている人は、努力して、貧乏ゆすりをしているのでしょうか?
答えは、「NO」だと思います。
親指の爪を噛むのが癖な人は、努力して、爪を噛んでいるのでしょうか?
これも、答えは、「NO」だと思います。

また、ゲームが楽しくて仕方がないという人が、ゲームをする時、努力を、必要としているでしょうか?
これも、答えは、「NO」だと思います。

では、チョコレートが大好きな人が、チョコレートを食べる時、努力を、必要としているでしょうか?
これも、答えは、「NO」だと思います。

上記の事は、あくまで一例ですが、このことを活用して、努力せずに、英語を身に付けることは可能だと思います。

では、どうすればいいか?ですが、それは、これらの事を応用することです。
上にも書きましたように、「癖」「楽しい事」「大好きな事」は、努力を必要としません。
ですので、努力せずに英語を身に付けるには、

@ 勉強を癖にしてしまう
A やめられないほど楽しい学習法をみつける
B 英語で大好きな事をやる

この3つの方法があると思います。

まずは、@の、勉強を癖にしてしまうですが、これが最も簡単な方法だと思います。
トレーニングの内容にもよるのですが、私も、あるトレーニングは、すでに癖になっていて、努力せずに出来ています。
例えば、2012年02月現在、私は、風呂場で、瞬間英作文と、英文解釈の参考書を読んでいて、1日30分くらいかかるのですが、すでに癖になっていて、ほとんど努力を要しません。

ただ、体調の悪い時や、精神の状態が悪い時は、別です笑
でも、これは、英語に限ったことではなく、体調が悪かったり、精神の状態が悪いときは、いつもの癖が出なくなることはあると思います。
いくら癖だと言っても、どんな時でも必ず出るわけではないからです。
それでも、勉強を癖にしてしまうのが、最も効果的な方法だと思います。

また、心理的ストレスが少ないのもいいですね。
人間は、努力をすると、どうしても心理的ストレスが、本人が気付いていなくても、たまっていくことが多いと思いますが、癖はそういった事が少ないと思います。
むしろ、安心できて、ストレスが減る可能性すらあります。
私も、勉強が出来なかった日は、なんか気分が悪く、ちゃんと勉強が出来た日は、気分が良いです。
これも、勉強が癖になっているせいもあると思います。

Aの、やめられないほど楽しい学習法をみつけるですが、これも効果的ですね。
私の場合だと、瞬間英作文は、ほんとうにやっていて楽しいトレーニングで、全然、努力をしているという感じではありません。
また、エッセイを書く事も、本当に楽しくて、自分で今日書くトピックを考え、賛否両論の意見を書き、そのあと、そのトピックについて調べ、熱中していて、気付いたら、何時間も経っていることが、よくあり、努力をしているという感覚はありません。
ですので、本当に楽しいと思える学習方法を見つけることも、努力せずに英語を身に付ける効果的な方法です。

続いて、Bの、英語で大好きな事をやるですが、これも、非常に効果的です。
私も、洋書を読んだり、洋画を見たり、海外ドラマを楽しんでいますが、大好きなので、全然、努力と言う感じではなく、喜びになっています。
ですので、英語で自分の大好きな事をやると、努力感を減らすことが出来ます。

例えば、おしゃべりが大好きな人は、英語で人と話す機会を設けるのがベストです。
ネイティヴの友達を作ったり、英語が話せる日本人の友達を作ったり、一緒に英語を勉強できる仲間を作って英語で話をしたり、英会話学校に通ったり、オンライン英会話を受講されるのが良いと思います。

音楽が大好きなら、洋楽で英語を勉強するのがベストです。
洋楽の歌詞を自分で精読して、英語耳の松澤先生の提唱されている「Parrot's Law」で、正しい発音方法で、1曲、数百回、一緒に歌うのが良いと思います。
これを、何十曲、何百曲、何千曲と繰り返せば、素晴らしい効果が期待できます。
発音の練習になりますし、曲にもよりますが、歌詞というのは、メッセージ性が強かったり、かたや、非常に抽象的で難解だったり、ウィットに富んでいたり、上手い言い回しだったり、諺が出てきたりと、とても勉強になる文がたくさんあり、何百回も繰り返せば覚えてしまう可能性が高く、自分の中に例文がたくさんたまっていきます。
また、有名な歌詞を知っている事も背景知識になります。

例えば、
「Once bitten and twice shy.」
これは、ワムの、ラスト・クリスマスの歌詞で出てきますが、
「羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)」
「一度失敗すると二度目は憶病になる」
という意味のことわざです。

「It's better to burn out than to fade away.」
は、二ール・ヤングの、ヘイ・ヘイ・マイ・マイに出てくる歌詞ですが、これは、ニルヴァーナのカート・コバーンが、遺書で引用しています。

こんな感じで、英語で自分の大好きな事をするのも、努力せずに英語を身に付ける効果的な方法だと思います。
記憶と言うのは、それに関する付加情報みたいなものが多ければ多いほど定着すると言われていますので、こういった、ちょっとした豆知識的な事も馬鹿に出来ません。
馬鹿に出来ないどころか、長期記憶にとどめるのに一役買ってくれます。
私も、上の二つは、一発で覚えました。
こんな感じで、歌詞のみならず、映画などで出てきたセリフなども活用して、単語や熟語や構文などを一発で覚えてしまう事も出来ます。

ただ、もちろん、時と場合によっては、努力を必要とする事もあると思います。
ですので、どんな時でも、どんな学習でも、どんな能力を身に付けるにしても、100%、常に、まったく努力なしというのは、あまり現実的ではありません。

ただ、「英語を身に付けるための行為をするのに、常に努力が必要なのか?」と言えば、答えは「NO」です。
上で書いたように、努力をせずに英語を身に付けるための行為をすることは可能です。
また、上記のような工夫をして、努力してる感を減らすこと、心理的ストレスを減らすこと、は出来ますし、英語学習は、生涯学習で、ネイティヴ並みになろうと思ったら、少なくとも数十年、または、一生かかるので、こういった工夫をすることは、非常に重要だと思います。
英語学習というフルマラソンを、100メートルを全力疾走するようなスピードで、ずっと走り続けられるわけがありません。
気合で頑張って努力をするのも大切ですが、こうした気楽に勉強する工夫、楽しむ工夫、も非常に重要だと思います。

ただし「行為」は必ず必要になります。
英語が出来るようになるための行為を、何らかの形で、やらなければ、絶対に、英語が出来るようにはなりません。

例えば、ブルガリア語に触れたことがない人が、ある日突然、ブルガリア語を話しだすなんていうことはありえないと思います。
英語もそれと一緒で、英語に触れた事が無い人が、ある日突然、英語を話しだすことはありえなく、英語を身に付けるための行為をしていない人は、英語が出来るようにはなりません。

何かを身に付けるためには、そのための「行為」は絶対に必要です。
ただ、理由の所で書きました通り、何かの「行為」をする時に「努力」なしにやることは可能です。

ですので、努力せずに英語を身に付けるためには、英語を身に付けるための「行為」をいかに「努力」と感じずにやるかがポイントだと思います。