英検1級2次試験対策3ヶ月間トレーニングメニュー

一昨日、2009年11月15日は英検2次試験でしたが、皆さんいかがでしたか?
次回の2次試験は2010年02月21日なので、今日から3ヶ月くらいあります。
そこで、3ヶ月間のトレーニングメニューを英検1級2次試験対策として考えてみました。
実際に私もこの方法で2次試験の勉強をしていました。
対策は以下の通りです。

1 山を張る分野を一つ作って、その分野なら何でもスピーチ出来るようにする
2 実際に時間を計って、山を張っていない全分野のスピーチの即興練習をする
3 Q&A対策をする
4 フリートーク対策をする

1について

英検1級の2次試験で問われるのは主に社会問題についてで山も張りやすいので、1つ山を張るのは効果的だと思います。
自分の好みで自分の好きな分野を選べばいいと思いますが、特に好きな分野がないとか、どの分野に絞っていいかわからないという方には、私、個人的にはScience & Technologyの分野をお勧めします。
過去、私は3回英検1級の2次試験を受けましたがScience & Technologyは3回中2回出た記憶があります。
また、インターネットについては色々なトピックに結びつけることが出来るので応用も利いてお勧めです。

具体的な勉強方法ですが、

自分の好きな分野を1つ絞り、英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニングのトピック集に載っているその分野のトピックのすべてのエッセイを自分で書いて、それを1トピックにつき3回ずつ最初のトピックから最後のトピックまで1日1ターン音読する

というのがいいと思います。
Science & Technologyのトピックは似たようなトピックをまとめると18トピックくらいしかないので、1日1トピック書けば1ヶ月以内に終わりますね。
仮に、1ヶ月かかったとしたら、残りの2ヶ月で、1トピック3回ずつ1日1ターン音読するのですが、たった18トピックくらいしかないので十分1日1ターンできると思います。

ここで、

・最初の1ヶ月は原稿を見ながら音読して
・次の1ヶ月は原稿を見ずにトピックだけを見て暗唱できるようにする

のがいいと思います。
そうすれば、大体、原稿を見ながら1トピック90回音読、原稿を見ずにトピックだけを見て暗唱を90回できます。
人それぞれ個人差はあると思いますが、大体の人はこのくらいのトレーニングをすればスピーチを覚えられると思います。

ただ、大切なのは、あまり原稿通り完璧にスピーチをしようとしないことです。
なぜなら、このトレーニングの目的は”原稿を暗記すること”ではなく、得意分野なら何でもスピーチ出来るようになることだからです。
原稿通りに完璧にスピーチをしようとすると似たようなトピックが出ても応用が利きません。
それに、意味さえ同じなら細かい言い回しは違ってもいいと思います。
また音読の際は、前に二人、横に時間を計るスタッフの方が一人いることを想像して、ちゃんと人に伝えようという姿勢で音読、暗唱するといいと思います。
ちなみに自分で1つの分野のエッセイを全トピック書くのは時間がかかるので、このホームページで紹介しているエッセイサンプルをそのまま暗記するのも手だと思います。
そうすれば、3か月を90日だとすると、原稿を見ながら1トピック135回音読、原稿を見ずにトピックだけを見て暗唱を135回できます。

ちなみに、このホームページではScience & Technology (テクノロジー)、Medicine (健康・医学)の分野は英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニングのトピック集に載っているほぼ全トピックをカバーしています。
また、私は面接本番で、自分で普段書いているエッセイの出来の60%くらいでしかスピーチが出来なかったのですがそれでも、セクション1のSHORT SPEECHの部分は30点満中21点もらえたので、このホームページで公開しているエッセイくらいのスピーチが出来れば22点以上はもらえると思います。
(ただし、発音や話し方、面接官との相性など色々な要素があるので必ず22点以上もらえるとは限りません)
そういえば、Aquariesのサイトのどこかのページで、英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニングのパート2を執筆中と書いてありました。
私はトピック集に載ってる半分以上のトピックのエッセイを書いてしまったので、パート2の新しいトピック集が楽しみです。

2について

1だけでは応用が利きませんし、山を張った分野が出なかったら、さようならなので山張りが外れたときのためにこのトレーニングをしておく必要があります。
実際に私は山張りは見事に外れました笑
かなり焦りましたが、このトレーニングのおかげで何とかなりました。

また、このトレーニングはキーアイディア集を作っておくと便利です。
最初のトライでうまくスピーチ出来なくても、キーアイディア集を見ながらもう一度、練習したりできるからです。
それに、母語の日本語でスピーチが出来ない内容を、母語でない外国語で出来るというのは考えにくいので、日本語でもスピーチが出来ないトピックについては、必ずキーアイディア集を作っておいたほうがいいです。
具体的な勉強方法ですが、

英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニングのトピック集に載っているトピックをランダムに選んで即興でスピーチを、実際に時間を計って1分間考えて2分間スピーチをしてみる

というのがいいと思います。
どんなトピックでもこれが出来れば、スピーチはかなり高得点が期待できると思います。
また、実際にスピーチをしてみる際は、

まず、キーアイディアを2つか3つ考える
補足文をそれぞれにつき1文か2文考える

と、いいと思います。
そんなに多くのことを焦って速く話そうとする必要はなく、ゆっくり落ち着いてはっきりと大きな声でスピーチをするのがいいと思います。
最後に序論と結論部分に関しては自分の定番パターンを作っておくと、本番で時間の節約になります。
また、本番では面接官2人の目を十秒おき位に交互に見つめながら話すといいと思います。
実際に点数に関係しているかはわかりませんが、目を見て話すのは重要だと思います。
3ヶ月このトレーニングを続ければ、毎日やれば90トピックくらいできるので、スピーチの能力はかなり変わってくると思います。

3について

Q&Aに関しては、自分のスピーチに対して自問自答してみるのがいいと思います。
私は、自分で書いたエッセイに自分でスピーチQ&Aをしていました。
ただ、このQ&A対策は人それぞれ発想が違いますし正確に山を張るのは難しいと思います。
私の思うQ&Aの注意点は、自分の意見は恥ずかしがらずはっきりassertiveに言うということです。
私の場合は、なぜか日本語だと綺麗事を言っているようで恥ずかしいような内容でも英語だと恥ずかしくないので不思議です。
あと、質問の内容が聞き取れなかったり、意味がわからなかったときは、素直に"Sorry?"などといって聞きなおすのも重要だと思います。

4について

これは英検1級2次試験の流れでも書きましたが、大体聞かれるのは

Could you tell us a little bit about yourself?
How long did it take you to get here from your home?
How did you get here?
What do you do?

以上のような質問で、実際に私もこれ以外のことは聞かれませんでした。
なので、この質問に対する自分の答えを用意して、その自分の答えに対するQ&Aをしておけば大丈夫だと思います。

最後に

以上はあくまで私の思う対策方法の1例であって、人それぞれ向き不向きがありますので、上の方法でトレーニングをすれば必ず合格できるというものではありません。
また、私の感想としてはそんなに完璧なスピーチをしなくても意外と合格できるということです。
実際に、私は落ちたと思ったのに受かってました。
さらに、英検1級2次試験の流れでも書きましたが、合格するまで受験し続ければ、トレーニンングをしっかり続けている限り、誰でもいつかは合格できるので、あまり深刻に考えず、次回の試験を楽しんでいってください!

また、2次試験までの勉強法でも書きましたが、2次試験やスピーキングが苦手な方は、上記のような「スピーチ」に特化したトレーニングのほかに、スピーキング力の底上げとして、プロの通訳の学習を取り入れるのも効果的だと思います。
私は、英検1級の2次試験合格後、通訳のトレーニングに興味があったので、通訳式学習法でどんどん話せる DON DON 英会話という教材に取り組みましたが、「2次試験対策として、もっと早く取り組んでおくべきだったなあ」と思いました。