2015年に読んだ本ベスト5!

今年も残すところ、あと僅かということで、今年読んだ本ベスト5!を選んでみました!

まずは、以下が、今年読んだ本のリストです。
そして、リストのあとで、洋書と和書、それぞれ、今年読んだ本ベスト5!を挙げてみました。
ただ、再読のものは省いています。

洋書

洋書 再読

和書

和書 再読

2015年 洋書 第5位

The Private Papers of Henry Ryecroft The Private Papers of Henry Ryecroft (English Edition)
The Private Papers of Henry Ryecroft
著者:George Gissing
発表年:1903
オススメ度:★★★★
英語難易度:★★★★
読了日:2015.04.05

洋書第5位は、ギッシングの「ヘンリ・ライクロフトの私記」です。
自然の綺麗な田舎に閑居したライクロフトの随想。
とにかく、風景描写が綺麗で、また、人生訓となる、素晴らしい名言がたくさん出てきます。

「Living as I do now, I deserve better of my country than at any time in my working life; better, I suspect, than most of those who are praised for busy patriotism.」

2015年 洋書 第4位

Nature (Penguin Great Ideas) Nature (English Edition)
Nature
著者:Ralph Waldo Emerson
発表年:1836
オススメ度:★★★★★
英語難易度:★★★★
読了日:2015.08.09

洋書第4位は、エマソンの「自然」です。
短めのエッセイですが、内容は濃く、上の「ヘンリ・ライクロフトの私記」と同様、素晴らしい人生訓の数々が魅力です。

「The happiest man is he who learns from nature the lesson of worship.」

2015年 洋書 第3位

The Picture of Dorian Gray (Penguin Classics) The Picture of Dorian Gray (English Edition)
The Picture of Dorian Gray
著者:Oscar Wilde
発表年:1890
オススメ度:★★★★★
英語難易度:★★★
読了日:2015.07.20

洋書第3位は、オスカー・ワイルドの「ドリアン・グレイの肖像」です。
ストーリーも面白いのですが、私としては、何と言っても、ヘンリー卿の魅力が、たまらなく、本当にその通りだと、ハッとさせられるセリフが多々あります。

「I never approve, or disapprove, of anything now. It is an absurd attitude to take towards life. We are not sent into the world to air our moral prejudices.」

2015年 洋書 第2位

Of Human Bondage
Of Human Bondage
著者:W. Somerset Maugham
発表年:1915
オススメ度:★★★★★
英語難易度:★★★
読了日:2015.06.09

洋書第2位は、モームの「人間の絆」です。
生まれつき、内反足(club foot)という障害を背負ったフィリップが、半生を経て、あることを悟るに至る過程がたまらなく、これまた、素晴らしい人生訓の数々が一杯の作品です。

「The actions which were to the advantage of society it termed virtuous and those which were not it called vicious. Good and evil meant nothing more than that. Sin was a prejudice from which the free man should rid himself.」

2015年 洋書 第1位

Lolita (Vintage International)
Lolita
著者:Vladimir Nabokov
発表年:1955
オススメ度:★★★★★
英語難易度:★★★★
読了日:2015.06.20

洋書第1位は、ナボコフの「ロリータ」です。
こちらも、ストーリーも面白いのですが、私としては、とにかく、こんなすごい文章は初めて読んだ!と言う感じで圧倒された作品です!

「light of my life, fire of my loins.」

2015年 和書 第5位

サド侯爵夫人・わが友ヒットラー (新潮文庫)
サド侯爵夫人・わが友ヒットラー
著者:三島由紀夫
発表年:1965/1968
オススメ度:★★★★
読了日:2015.12.14

和書第5位は、三島由紀夫の「サド侯爵夫人」です。
「絶対者に裏側から到達しようとするところに、エロティシズムの真骨頂がある」という三島由紀夫の世界観が非常に魅力的で、特に、サン・フォンとルネの発言が、たまらんです笑

「民衆は道徳に倦きて、貴族の専用だった悪徳を、わがものにしたくなったんですわ。」

2015年 和書 第4位

万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)
万延元年のフットボール
著者:大江健三郎
発表年:1967
オススメ度:★★★★
読了日:2015.12.13

和書第4位は、大江健三郎の「万延元年のフットボール」です。
とにかく、内容の濃い力強い作品で、読んでいると、自分も、日本の村社会の閉鎖的な環境にいるような感覚になって、言葉で上手く言えませんが、なんというか、すごかったです。

「性的な偏向など結局たいしたことではないのだからな。」

2015年 和書 第3位

野火 (新潮文庫)
野火
著者:大岡昇平
発表年:1951
オススメ度:★★★★
読了日:2015.03.08

和書第3位は、大岡昇平の「野火」です。
200ページ程度の短めですが、内容が濃く、私としては、人肉食の問題よりも、生と死について、とても響いた作品でした。

「現代の戦争を操る少数の紳士諸君は、それが利益なのだから別として、再び彼らに欺されたいらしい人達を私は理解出来ない。」

2015年 和書 第2位

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫) 河童
河童
著者:芥川龍之介
発表年:1927
オススメ度:★★★★
読了日:2015.12.18

和書第2位は、芥川龍之介の「河童」です。
これは、個人的には、今まで読んできた芥川の作品で一番です!
「生活教」とは本当にその通りだなあと思います。

「成すことは成し得ることであり、成し得ることは成すことである。畢竟我々の生活はかう云ふ循環論法を脱することは出来ない。――即ち不合理に終始してゐる。」

2015年 和書 第1位

奔馬―豊饒の海・第二巻 (新潮文庫)
奔馬
著者:三島由紀夫
発表年:1969
オススメ度:★★★★★
読了日:2015.09.02

和書第1位は、三島由紀夫の豊饒の海の第2巻「奔馬」です。
これは、とにかく最高!の一言で、完全にその世界に惹き込まれて、一気に読んでしまった、今年、一番面白かった作品です!

「万人が愚かだと思う決断を自分に下したあとの、この心身の爽快、この胸裡の温もりを何にたとえよう。それも分別ざかりの今日になって!」

最後に

以上、「今年読んだ本ベスト5!」でした!
といっても、私は、本を読むのが遅いので、大した量ではありませんが笑

ちなみに、2014年の途中から、私の英語学習は、最終段階に入り、あとは、「とにかく、洋書を読み、洋画を観て、英語力を高めていく」という感じなので、一年を振り返る、私の語学の学習記録は、フランス語のサイトの私の学習記録、2015年12月29日までに、フランス語とイタリア語の学習記録として、まとめてあります。

洋画のほうは、今年は、50本観ましたが、前に観たことがあるのも多いので、「今年のベスト5」は、2015年は、本のみにしておくことにしました。
ただ、年末年始は、映画でも観て過ごそうかな、という方も多いと思いますので、2015年に観た映画についてはコチラを、もしよかったら、参考までに、ご覧ください。

それでは、今年も、私のサイトを利用してくださった皆様へ、本当にありがとうございました!
良いお年を!